ん、妹紅か。
相変わらず元気そうだな。
まぁ、不死は風邪ひかないのかもしれんがな。
…すまん、悪口で言ったわけじゃないんだ。
…慧音?部屋にいると思うぞ。
妹紅か。
そういえば、外の世界を知ってるか?
賑やかで人が多くて、ただ、俺には息苦しくてな。
久しぶりに出かけたら何故かここに来たのさ。
こっちは、ずいぶん静かだよな。
まぁ、金を貯めて外に戻る気ではあるがな。ん?
慧音…聞いてたのか。
………あ、あぁ妹紅か。
…相談があるんだが。
…実はな、慧音に告白された。
やっぱり驚くか…
なぁ、どうすればいいと思う?
自分に言われても困る、か。確かにな。
こういう事は自分で決めるべきだよな…
お前は…あぁ、妹紅だったか。
すまん、最近ボンヤリすることが多くてな。
年じゃないと思うんだが。
…慧音の告白の事はどうなったか?
何言ってるんだ?もう一ヶ月前から恋人同士だろ。
…聞いたのは3日前?
そんなわけ…あれ…?
…とにかく慧音とは恋人同士だった…はずだ。
えぇと…妹紅…でいいんだよな。
…すまん、ボンヤリしてた。
まぁ、あれだ。
こっちでも上手くいってるし、外に帰らなくてもいいかもな、ハハハ。
…………帰る?帰るってどこに…?
外…外って…?
なんだ…?記憶が…
最終更新:2015年02月03日 11:05