例えばこんなヤンデレ
妖々夢編プリズムリバー姉妹

皆さんは鎌鼬という妖怪をご存知だろうか。
一匹目が転ばせ、二匹目が切りつけ、三匹目が薬を塗っていくという怖いんだか優しいんだか分からない*1妖怪だ(*1マッチポンプ)
ある意味此れに良く似た求愛行動をとるのがプリズムリバー三姉妹だ。
まず、末妹のリリカ・プリズムリバーが目的の雄を館に連れ込むのだが、標的がフリーの場合は穏便に腕にぶら下がったり袖口を引っ張ったりして招待する。こちらは力業を使ったりしないので直崔の被害はない。
問題は相手に既にパートナーがいた場合である。
二人で居るところを狙って彼女の「幻想の音を操る程度の能力」で絆にヒビが入った音や、愛が壊れた音を聞かせて徐々に関係を壊しにかかる。
前述の鎌鼬で言えば転ばせる役割だ。
そうして傷心の男をそのあどけない笑顔*2で館に連れ込むと今度は次女の出番である(*2勿論計算づく)。
次女のメルラン・プリズムリバーの躁の音を操る程度の能力で相手の心の中の邪魔物を完全に消しにかかる。
躁とは少量であれば沈んだ精神を高揚させ平常値へと戻す、いわば活気のようなものたが、これを受けすぎると精神が極度の高揚状態になり正常な思考ができなくなる。
これの怖いところは、能力を受けたあいてが興奮状態を不快に思うどころか、逆に快く感じる*3ところだろう(*3メルラン氏曰く、パッピーになる)
最愛と思っていた相手との別れの直後の傷付いた心は容易く陥落するだろう。
余談だがメルラン・プリズムリバーは三姉妹のなかで最も発育がよく、健康的なその肢体が躍動して汗を長して演奏する姿には男性ファンがとても多い。
そうして過去の邪魔物を相手の心から消したら今度は長女、ルナサ・プリズムリバーがとどめをさす。
三姉妹の歓待を存分に受けた相手は帰宅すると急な寂しさに襲われる。
当然、ルナサ・プリズムリバーの「鬱の音を操る程度の能力」のせいである。
人気美人姉妹のしたにもおかぬ持て成しを受けた後なので当然その落差のせいと思うだろう。
勿論それもあるが、あまりにも強い鬱の感は自己批判や事故否定へと間も無く至り、塞ぎ混んでしまうだろう。
十分に弱ったらそこへ彼女、ルナサ・プリズムリバーが現れる。
辿々しくも自分が好意を持っていること、自分も鬱の辛さを知っていること、ずっとずっと好きだったことを繰り返し言い聞かせ、最後に自分には貴方が絶対に必要なことを言って聞かせ、心が綻んだところで相手の胸に飛び込む。
潤んだ目で見上げられ、朱に染まった頬で唇を差し出されれば最後、その晩は朝まで彼女のソプラノの声が弾み、止むことはないだろう*4(*4まぐわい)
こうして共依存の関係になってしまえばもう逃げるのも難しい。
間をおかず他の姉妹とも関係を結び、死ぬまで愛し続けられることになる。
こうしてかなり強引に目標を捕らえるプリズムリバー姉妹だが、その分愛情の深さはかなりのもので一度愛の巣を築いたら決して他の男には目移りしない。数十年をかけて本当に死ぬまで一筋である。むしろ死んだあとも数年は他の男には目もくれない。
ある意味では男冥利に尽きるだろう。

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最終更新:2015年02月03日 11:12