幼いころ幻想郷に迷い込みしばらく面倒を見てもらった、しかし何らかの要因で帰ってしまったあなた。
でもまた何故か幻想郷に戻ってきてしまった!
そんな時の彼女らの反応とは…、
無理やり作った感アリアリなのであんまり病んでる感はない。
霊夢
「あらアンタ…って○○じゃない!?
あの時は一人で勝手にどこに行ってたのよ!!
心配したんだからね!!」
「ふーん…外に帰って友だちもできて恋人も…ふーん…。
まあ、これも何かのめぐり合わせでしょ。
また昔みたいに私と一緒に遊びましょ?
昔と比べて私も成長して私だけで空を飛べるようになったのよ!」
「…うん、外に帰るんだって? 知ってる
だって、私が博麗の巫女だもん。
あなたや他の外来人を帰すための存在」
「そう、私は結界を張ったの。
なぜって? あなたが逃げ出さないために決まってるじゃない」
「うんうん…あなたの居場所は外にはない。
幻想郷、いや私のそば。
それがあなたの居場所なのよ」
「よーうお前が新しい人間…って!?
お前○○か!?
忘れたのか? 私だ、
魔理沙だ!」
「そっか…お前も外の世界でいろいろあったんだな…。
私も今はお嬢様じゃなくて魔法使いなんだぜ?
おっ、私がどんな魔法を使ってるか気になるって?
良いぜ、私は今やこれ一本で生きてるんだ。
いくらでも見せてやるぜー!!」
「あー…そうだよな、お前もいつかは帰るんじゃないかって、
そう、思ってた。
あぁ…私は、うん、お前が…お前を…」
「なあ、私と昔約束したことあったよな。
ああそうだ、『大きくなったらけっこんするー』とかってやつな。
約束、覚えてるよな?
魔法使いとの契約、そう簡単に解除できると思うなよ…?」
「おはよう○○、今日も元気か?
そうか、元気で何よりだぜ。
なんせお前はこの
魔理沙様の大事な大事な宝物だからな」
「ん~? なんかどこかで見たことあるような…
あー!! ○○だー!!
私だよ!
ルーミアだよ! 覚えてる?」
「へ~外の世界って色々あるんだな~…。
ん~恋人って何だ? おー、親密親密…
なーなー、私もその恋人ってやつになれるのか!?」
「うー…○○帰っちゃうの? 寂しいな…。
なにこれ? 私に似合いそうだから忘れない様にずっと持っててくれたの?
ありがとう○○! 私は○○のこと、絶対に忘れないね!」
「…ごめんね、○○。
私、こんなものじゃ満足できそうにないや」
「おはよう○○! 私ね、○○を誘拐することにしたんだ!
だってそうすれば○○は帰れないし、私は○○とずっと一緒にいられる!!
…あ、逃げようとしても無駄だよ。
その空間の先、一 寸 先 は 闇 だ か ら 」
「あわわわわ…ご、ごめんなさい!!
まさかここまでの騒ぎになるとは…ってあなた、○○くんですか!?
わ、私です!
大妖精です!! …もしかして覚えてない?」
「外の世界ですか…私もいつか行けたら良いなって思うんですよね。
その時は○○くんと一緒に…ってあなたがいなくなってからずっーと考えてたんですよ。
でもまさか○○くんがこっちにまた来るとは思ってもいませんでした」
「分かってますよ! 外への帰り方ですよね!?
私に付いてくればすぐにでも帰れますよ!!」
「ねえ、○○くん。
あなたが子供の頃にね、私と約束したと思うんだ。
うん、『おねーちゃんと大人になったらけっこんする』、だっけ?
ねえ、あなたはもう大人になったんだから結婚、できるよね?」
「おはようございます、○○さん。
あなたは幸せですか? 私は幸せですよ?
うん、今日もそろそろ
チルノちゃんと遊びに行きましょうか。
クスクスクスクス…」
「おい! そこの人間!!
あたいを誰だと…って○○じゃん!! どこ行ってたのさ!?
えっ? 誰って…あたいは
チルノだよ? 覚えてないの?」
「あ~…外の世界に帰ってたからいなくなってたのか~。
いいなー、外の世界のおもちゃとか持ってこなかったの?
なーんだ、つまんないのー」
「えー! ○○帰っちゃうのー!?
やだやだ!! あたいはもっと○○と遊びたいんだ!!
…なにこれ、写真? なんか○○と知らない女の人が仲良くしてる気がする…」
「…ねえ○○、あたいと楽しい遊び、しよ?
大丈夫だよ…あたいは最強だから、
手加減の仕方も知ってるよ…?」
「あたいは○○のおかげで新しい遊びを知ったよ。
あたい、すっごく楽しい!!
○○も楽しい? うん、楽しいか!
あたいと○○はずっーと、ずぅーっと一緒だからな!!」
美鈴
「ちょっと、そこの人間! ここから先は紅魔館の土地ですよ…!?
あなた、まさか○○くんですか!?
覚えてますか、美鈴ですよ美鈴!! ほら、紅魔館の門番の!!」
「そうですか、ここ最近会えなかったのは外の世界に帰っていたからですか…。
やっぱりこっちと比べると向こうのほうが住み心地は良いんでしょうか?
へぇー! 向こうにも門番がたくさんいるんですか!?
それはそれは、きっと強盗は侵入し辛いでしょうね」
「どうしたんですか、○○さん、そのマフラーは…。
…あっ、帰っちゃうん、ですね。
い、いえ、でしたらそのプレゼントは持って帰って…
え? これを僕だと思って、って…もう…告白じゃないですかそんなの…」
「あぁ、○○さん○○さん○○さん○○さん○○さん
可愛かったあの頃と比べて立派になった
○○くん○○くん○○くん○○くん○○くん
これは告白、そう告白。
だったらこれは応えるべきなんですよね? ○○さん」
「おはようございます○○さん。
ここは私のお部屋です。
え、どうしてって…告白を受けたのなら、私はそれに応えるべきですよね?
だから、応えさせていただきました。 行 動 で 。
それではこれから先ずっと、よろしくお願いしますね?」
「あれ、珍しい…人間がこの図書館に来るなんて…?
あのー…すいません、あなた、○○さんでしょうか?
あれっ!? やっぱり○○さんでしたか!?
お久しぶりです、
パチュリー様の下僕、
小悪魔です!
覚えておいででしょうか!?」
「そうですか…外の世界に帰っていたんですね…。
でも、何かが原因でまたこっちに来てしまったと。
で、原因を探るためにこの図書館にやってきたんですか。
うーん…
パチュリー様にお願いしても召喚ならまだしも、
戻すのはちょっと難しいかもしれませんね…」
「あ、帰る方法が分かったんですか!? おめでとうございます!
ほー…こんな詳細なメモが本に挟まっていてほんとにラッキーでしたね!」
「○○さん…契約書はよく読んでからサインをしましょうね。
あなたが子供の頃に遊びでサインしていた契約書がこちらです。
『大きくなったらとしょかんのおねーさんとけっこんする!!』
でも、遊びは遊びでもこれは立派な契約書です」
「帰る方法がある以上、問題はない…?
もう、○○さんったら…
私は小と付いてはいますが悪魔ですよ?
契約の内容は絶対です。
も う 絶 対 に あ な た を 逃 し は し な い」
「ちょっと
小悪魔…あら、誰かしらあなた?
顔を見せてもらってもいいかしら?
…あら、○○? あ、当たりね。
お久しぶりかしら?
パチュリーよ」
「どうしてここに…ふーん…帰って来ちゃったのね。
で、私のところで…ああ、何とかして戻る方法を探してたのね。
そういうことなら私も協力するわ。
何でって…あなたの子供の頃からのお姉さんなのよ?
可愛い弟が困っていたら助けるのは当たり前ってこの本に書いてあったわ」
「ところで何かアテはついたの?
そう…ところであなたに協力して欲しいことがあるのだけれど。
大丈夫よ、あなたに見返りのない用事ではないから」
「ねえ○○…もし、あなたがもう帰れなくなった…なんて言ったらどうする?
いえ、ちょっと本で見た冗談よ…真に受けないでちょうだい。
大丈夫よ、私の知識とあなたのチャレンジ精神があればなんとかなるわ」
「○○、今、何年だか知っているかしら。
私達、毎日毎日朝から晩まで実験に明け暮れているから、
段々日付の感覚も失ってきているでしょう?
そう、あなたがどれだけ時を経ても老化しない理由、若々しい理由。
全部私が実験であなたに仕込んだものよ」
「理由? そんなもの簡単よ。
私も
魔理沙と同じことを考えてみたの。
大 切 な 宝 物 は 永 遠 に
自 分 の 傍 に 置 い て お く っ て」
咲夜
「あらお客様…紅魔館に何の御用でしょうか…!?
すみません、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?
…やっぱり! あなた、以前働いていた○○じゃない!!
今までずっと何処にいたの!?
って、私の事忘れてる? 咲夜よ? 十六夜咲夜」
「そう…あなたは外の世界の住人だったから帰っていたのね…。
外の世界はやっぱりこっちと比べて楽しいかしら?
ふーん…ここで得た経験や知識を元に恋人や友人ができて楽しい…。
ねえ○○、多分あなたがいた頃と比べて少しずつ環境とか色々変わったのよ。
一緒に見てみないかしら?」
「帰る方法ね…基本的には博麗の巫女とスキマ妖怪と言われている妖怪の2人に
お願いすれば帰れるって聞くわよ?
それを聞いてどうするの…ってまあ、帰るってわけよね…当り前だけど…」
「○○、私はね、あなたと一緒にいたいの。
でもあなたは外の世界に帰りたがっている。
こんな事をするなんてあなたの元上司として、友人として、人間として最低だってことは分かってる。
でも、私はあなたを幻想郷から帰したくない」
「どれだけ私の隙を突いて逃げようとしても無駄よ。
あなたにはずっと秘密にしていたけれど、私の能力は特殊なの。
大丈夫よ、逃げようとしなければ、私から離れようとしなければ、
私を拒絶しなければずっと愛し続けるから…」
「おい、そこの人間。
少し顔を見せてもらっても良いかしら?
……あなた、○○ね? ほら、当たった。
今の今まで一体この幻想郷の何処をほっつき歩いていたのかしら?
…これだけ威厳たっぷりに言っても覚えていないのね…
レミリアよ
レミリア」
「ふーん…外の世界、ね。
あの時あなたに会えて私はまるで妹の他に弟ができたみたいで凄い嬉しかったわ。
覚えているかしら? あなたは見た目相応の子供だったけれど、
私やフランは見た目こそ子供だけれどそれ以上に長生きだからね。
まあ、子供の頃の記憶なんて忘れていても仕方ないわ。
大事なのは今だもの」
「幻想郷からの帰り方…ね。
○○、私、実は占いも出来たのよ? ちょっとやってみるわね。
……ふーん、あなた、帰れないらしいわよ?
無駄骨折らずに素直にここで暮らしてみたら?
みんな歓迎すると思うわよ?」
「あら、そんな武器を持ってどうするつもり?
決闘…? で、勝ったら帰り方を教えてくれないか…?
いいわよ? も受けて立ってあげるわ
但し私が勝ったら私の条件を飲む事ね」
「ごめんなさいね○○。
いくらあなたが家族の様な存在でも手加減はできなかったわ。
だって…
あ な た は 一 生 こ こ で
私 と 暮 ら す 運 命 だ も の 。」
「拒否権は無いわ。
だってあなたは条件を飲んだもの。
じゃあ旦那様、私と一緒に一曲踊りましょうか」
フラン
「あれ~…見覚えのある男の人だ~。
ねえあなた、名前はなんていうの?
○○…ねえ、昔遊んだことないかな?
私だよ、フランだよ?」
「そっか…あの時遊んでて急にいなくなっちゃったから心配したんだよ?
でも○○にまた会えてよかった。
今は地下に入っちゃってるけど…いつかは○○と一緒に外に出られるように頑張るからね!」
「外への帰り方…? うーん私にはよく分からないや。
でも○○はどうして帰りたいの? 私と遊んでるのは嫌?
外の世界がどんなものかは知らないけど、ここにいればずっと安全だよ?」
「ねえ○○…私、悪いことしちゃったんだ、聞いてくれるかな?
うん、そうだよ。 鍵を壊しちゃったんだ。
鍵が無いと地下から出られないのは知ってるよね?
どうしてこんな事をしたかって? 私が○○と一緒にいるためだよ。
○○、私と一緒に禁じられた遊びっていうのをやってみない…?」
「こうしてお父さんとお母さんは末永く暮らす事になりました、ちゃんちゃん。
やっぱり物語はみんな救われてこそだよね。
○○、あなたも救われたんだよ? だから笑顔になろう?
私と一緒に、ね?
あははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははは」
最終更新:2022年08月20日 23:59