いつからだろう、彼女の笑顔に喜べなくなったのは
聖「ε=(`Д´#)」プンスカプンプン
○○「どうしたの?」
聖「また一輪たちがお酒飲んでたの!!ひどくない!?」ジダンダジダンダ
○○「まぁまぁ、あんまり戒律戒律言って縛りつけるのも良くないよ」
聖「すぐそーやってあなたは一輪たちの味方をするぅ!!」プンプン
いつからだろう、彼女の優しさが疎ましくなったのは
聖「…一輪は吐かなかったけど、お酒を持ってきたのはあなたよね?コップがひとつ余分だったしあなたも宴会に参加してたでしょう?」
○○「セミが鳴かなくなりましたなぁ…」
聖「なんで目そらすの?ねぇねぇ?お肉も食べたでしょ」
○○「カルパスはセーフ⊂(・∀・)⊃」
聖「…あれ、なんの肉なの?」
○○「昔獣の肉を食べれない僧侶がうさぎを鳥の仲間だと言い張って食べてたそうな、これがうさぎを羽と数える由来ですな」
○○「なんのお肉かわからない内はカルパスはセーフ!!」
聖「いいもんスマホで調べちゃうもん」スッスッ
○○「現代科学の弊害」
いつからだろう、彼女の明るさに苛立ち始めたのは
聖「みんなとばっかり仲良くして、ずるい」プイッ
○○「そんなこと申されましても」
聖「ムラサと釣りに行ったんだってね」
○○「まぁ」
聖「隠れて一輪とタバコ吸ってるの知ってるからね」
○○「ファブりが足りなかったか」
聖「ナズとよく宝塔を探しに行ってますね、仲いいのね」
○○(修行をサボる口実が…)
聖「星からプレゼント貰ってるの見たよ」
○○「瀕死の小動物をプレゼントされるのはマジでちょっと勘弁して欲しいです」
聖「ぬえや
マミゾウと賭け麻雀してるのも知ってるから」
○○「麻雀じゃなくて勇儀王カード…」
聖「響子さんのライブ通ってるらしいわね」
○○「最前列でサイリウム振ってます」
聖「雲山といかがわしい本のやり取りをしてるのも知ってるからね」
○○「え、エッチなのはいけないと思います」
いつからだろう、彼女の言葉を真剣に聞かなくなったのは
聖「私とも遊んでくれないといじけちゃもん(`・へ・´)」
○○「えー」
聖「ジタバジタバタ」
○○「いい歳して床でジタバタしない」
聖「もぉー!」
聖「命蓮くんのいぢわる!!お姉ちゃんの言うこと全然聞いてくれなーい!」ジタバジタバタ
いつからだろう、彼女が名前を呼んでくれなくなったのは
いつからだろう、彼女の目に俺が映らなくなったのは
いつからだろう、彼女の心から俺がいなくなったのは
いつからだろう、彼女への愛しさが抜け落ちたのは
いったい、いつまで俺は『命蓮』なのだろう…
最終更新:2017年01月16日 03:28