「貴方は今から私のモノよ… この部屋から出る事も、他の女と接する事も赦さない 貴方の目に映るのは私だけで充分…そうでしょう? 貴方は逃げられない…
決して、このレミリア・スカーレットからは…!」
私だけのモノ…つまり、結婚?
「えっ」
違うの?
「ち、違わないけど…」
「な、何を言っているのかしら?私はもう500年も生きている悪魔よ?」
吸血鬼換算だと子供なんじゃない?
「とにかく私は大人なの!お・と・な!」
ふーん…子供用の椅子とスプーン使うのに?
「えっ…?あっ、あれは、あれはスカーレット家に伝わる由緒正しき食器と椅子なの!」
ははっ、まあいいや
じゃあ、レミリアが大人になるまで、お前の側で見守ってあげるよ
「だから私は子供じゃないもん!
…って、えっ?」
だから、結婚できるようになるまで待つって事だ
レミリアが大人になったら、お前だけのモノになってやる
「ホントに…?」
嘘は吐かない
「でも、私が大人になる頃には貴方は…」
じゃあ、人間を辞めて吸血鬼になってやろう
「……」
レミリア?
「……じゃあ、今すぐ吸血鬼にしてあげるわ… ずぅっと…私の側にいなさい…
◯◯…大好き…かぷっ」
500年後、成人(成吸血鬼?)したレミリアは見事◯◯とゴールイン
スカーレット家の未来は安泰だ…
完
最終更新:2017年01月16日 21:37