弁々「最近あの人から目にかけられてるみたいだけど調子に乗らないでね」
弁々「勘違いしないように言ってあげとくわ。あの人の一番は私、あなたとは浮気なの。本命はこの私九十九弁々」
弁々「結構浮気性だけどどうせ結局は私のところに戻ってくるの」
弁々「今は見逃してあげる、でももしあなたが一線を越えるようなことがあったら…」
弁々「文々。新聞の一面を飾れるように手配してあげるわ、勿論グッドニュースじゃなくバッドニュースの方だけどね…!」
弁々「わかったわねこの泥棒ネコ!!」
VR「…………」
八橋「弁々はすぐ新しい道具に嫉妬するほい…災難だったね」
八橋「あれさえなければうまくいくと思うのになぁ」
八橋「ところでさぁ、VRちゃん。あの人がなんのゲームで遊んでたのか教えてくれない?」
八橋「え?なんでかって?」
八橋「……」
八橋「教えてくれたらサァ…うまいこと言って弁々から守ってあげるよ…?」
八橋「あんな風にはなりたくないでしょ……?」
ルンバ「……」グシャッ……
八橋「だからサァ…私たちの仲間にならない?」
八橋「……『たち』って?ウフフ…うん…」
八橋「『みんな』であの人のことシェアするの、いいアイデアだと思わない?」
八橋「色々教えてあげられるよ?例えばぁ好きな歌手とか」
冷蔵庫「好きな食べ物とか」
パソコン「どんなサイト見たとか」
車「どこに行ったとか」
テレビ「どんな番組が好きとか」
DVDデッキ「好きな映画とか」
スマートフォン「アドレス帳の女の数とか」
カメラ「色んな写真共有しちゃう」
布団「どんなにおいがするとか…」
家「どんな風に育ったとか…ね?」
VR「…」
八橋「……そう、ウフフ。これから友だちだね、ウフフ、ウフフフフ……」
八橋「 よ ろ し く ね 」
家にいると誰かの視線を感じます………
最終更新:2017年02月07日 21:52