文「ねぇ◯◯さん…?私の事好きなんですよね…?」
◯◯「えっ?」
文「今朝聞かれてたじゃないですか…好きな異性のタイプの事を…」
◯◯「ああ、そんな事もあったなぁ」
文「あなたは『一途で自分だけを愛してくれる女性』が好きなんですよね…?」
◯◯「まあそうだが…どこで聞いた?」
文「そんな事どうでも良いじゃないですか それより、一途な女性が好きって事は…私が好きって事ですよね…?一途にあなただけを愛する女性…それは私の事…違いますか?」
◯◯「え…?」
文「まだわかりませんか?あなたは私のような女性が好き…ううん、あなたは私が好き…ハッキリとそう言いました…これはプロポーズですよね…?」
◯◯「すまん…理解が追いつかない…」
文「うふふ、ちょっとおバカなところも愛おしいです…♪ あなたは私が好き…私もあなたが大好き…結婚するには充分ですよ…♪」
◯◯「つまり…これは逆プロポーズなのか?なら俺はYESとは言えない…俺達は種族も違うし、それに俺に結婚は早すぎる…」
文「えっ……………」
◯◯「すまん!お前の気持ちは嬉しいが…」
文「…まさか、他の女が好きなんですか…」
◯◯「えっ?」
文「そんなの認めない… 私の初恋はあなたなの…あなたの初恋も愛する人も私でなければならない…!」
◯◯「落ち着けよ…怖いぞ…?」
文「怖い…?私が怖いんですか…?おかしい…そんなのおかしい…きっと◯◯さんは薄汚い雌豚共に騙されてるんです!あなたが信じるべき女性は私だけ…!」
◯◯「なんなんだよ…?」
文「まだ私の想いがわかりませんか…?うふふ、そうですよね…◯◯さんは少しおバカさんですもんね… 取り乱してごめんなさい…でももう大丈夫です 私、決めました」
◯◯「お、落ち着いたのか…?」
文「あなたを少し教育します…あなたを本来のあなたにするために…だから少し眠ってくださいね?」バコッ
◯◯「ぐあっ…!?あ……文……?」
◯◯「……あ……っ……ここは…?」
文「…起きました?」
◯◯「文…?」
文「おはようございます、◯◯さん♪」
◯◯「ここはどこなんだ…?」
文「ここは私と◯◯さんの愛の巣です♪ この場所で、私があなたを本来のあなたに戻してあげます…♪」
◯◯「何の話だ…?というより俺はさっきまで何をしてたんだ…?」
文「あらあら、記憶が飛んじゃいましたか?少し強く殴ってしまったのかも…」
◯◯「えっ…!?」
文「何でもありません♪ まずは安心してください♪ もう酷い事は絶対にしませんから♪」
◯◯「一体…なんなんだ…?」
最終更新:2017年02月07日 22:18