捨て子だった○○を拾って育てた紫ママのヤンデレをやってみる
「○○ちゃん…聞いたわよ…?あなた、昨日人里の女に告白されたそうじゃない…」
えっ?まあうん… でも母さんには関係ないだろ?
「えっ…?関係あるでしょう…!いいかしら?私はこの世界に妖怪として生まれて数千年…ずっとあなたを探していたのよ?私と運命で結ばれたあなたを…!夢にだって見たわ あなたの姿も全てね」
だからといって、母親がどうこう言う話か?
「………確かに私はあなたの母親よ …でも血なんて繋がっていないじゃないの 結婚だってできる…!いえ、あなたは私の夫になる運命なのよ…!そのために純潔も全て守ってきたのよ…?」
またそれか…
「……ごめんなさい」
えっ?
「○○ちゃんは今『反抗期』ってヤツなのよね…?自分の気持ちに素直になれないだけ… 藍を育てた時にはなかったから、私は少し焦ってしまっただけなの…反抗期…そうに違いないわ…♪」
ちょっと母さん…?…うわっ!スキマ!?
「到着よ…♪」
ててて… ここは…?
「私の創った私達だけの世界…♪ ここでしばらく生活する事にするわ…♪」
は…?
「邪魔な奴等はどこにもいない…♪この理想の世界で、いっぱい教えてあげる…♪ あなたがどう生きるべきか…あなたにとって何が幸せなのか…他にもいっぱいあるわ…♪」
母さん…
「悪いけど、藍と橙にも会わせないわ お姉ちゃん達に会えなくて寂しい?でも大丈夫、私がずっとそばにいてあげる…♪」
何だか…意識が…?
「術が効いてきたみたいね…♪ 移動中にかけておいたの…♪ 大丈夫よ…目が覚めれば楽になれるから…♪」
「あら○○ちゃん…♪目が覚めたのね…?おはよう…♪」
おはよう母さん…何か頭痛がするよ…
「そうなの…?大丈夫よ…私が妖気で治してあげる…」
ありがとう…
「ところで○○ちゃん…」
何?
「…誰かに告白された事あるかしら…?」
えっ?ないけど… それより、修行を始めようよ せっかくの母さんと二人だけでの合宿なんだしさ
「そうね…♪それでいいのよ…♪私はあなただけのモノ…あなたは私だけのモノなんだから…♪…早く一人前になって私を妻にしてね…♪」
ん?何か言った?
「いいえ、何も♪」
最終更新:2017年02月12日 14:10