愛恋の罪


――幽々子様、もうおやめ下さい。これ以上は戻れなくなりますよ

妖夢?何を言ってるのかしら?どうしてやめなくちゃいけないの

――幽々子。それ以上したら、私は貴女を...。消さなければならなくなるわ

紫まで。二人して言ってる意味がわからないわ

――やっぱり亡霊なんて消しておくべきだったわね。もう情状酌量の余地はないから。消えなさい

博麗の巫女。貴女こそ消えなさい。目障りよ

はぁ...。私は〇〇の為を思ってやってるだけなのに。何がいけないのかしら?
だって〇〇だけが地獄に行って、虫以下の夾雑物共がのうのうと生きてるなんて。あってはならないことよ。
だから”差”を無くしてるのよ。
そう、私の力はその為にあるのだから。
そしたら〇〇は私を褒めてくれるの。頭を撫でてくれるの。幽々子、ありがとうって!
なんて...なんて幸せなのかしら!はやく、はやくはやくはやくはやく〇〇に会いたい!

――死を操るものが無意味に殺めるなど。あってはならないことです。
西行寺幽々子。貴女は重罪です。地獄へ落ちるだけでは済まされません。

あらあらこれはこれは閻魔様。
私はね、あなたが、いっちばーん憎いわ。憎くて憎くて、憎くて、憎くて、憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎憎憎.........。


「ああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

..................。
...ねぇ、何故あなたに行き先を決めつけられなければならないの?
私は、地獄に行くの。きっと○○も寂しがっているだろうし。


ですから!!


全員、私の前から!!!!


消えて!!!!!

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最終更新:2017年02月12日 19:32