「あっ○○…?目が覚めたんだね…おはよう…♪」
あ、文…?ここは…?
「何寝ぼけてるの?ここは私の部屋じゃない…♪」
確かに…というか、僕はさっきまでなにを…?
「ねぇ○○…?今日は何の日か覚えてる?」
え?
「今日はとってもとっても大切な日なんだよ…?」
今日…
「やっぱり忘れちゃったんだね…○○…?今日はね?私達の結婚記念日なんだよ…?」
は…?
「あっ、いや…正しくは婚約記念日かな?十年前の今日、キミは私をお嫁さんにするって言ったの…♪」
ああ…そういえばそんなことも…
「そんなこと…?そんなことなんかじゃないよ…!私にとって、世界で最も大切な日なんだよ…!?」
す、すまん…
「あっ…ごめん…でも○○…?あれから十年経ったのに、なんでまだ私はあなたの恋人じゃないの…?」
えっ…
「なんで私をお嫁さんにするって誓ったのに…私以外の女の子と話したりするの…?なんで私とただの幼馴染でいようとしてるの…?」
……
「ねぇ…答えてよ…」
僕は…臆病だから…
「えっ…?」
僕は臆病だから…文に嫌われるのが怖くて…今まで何も…
「ふ、ふふっ…ふふふふっ……」
えっ…?
「あはは…あはははは…!そっか、そっかぁ…!そういうことだったんだね…!」
文…?って、うわっ!
「○○は私に告白したら、嫌われちゃうって勘違いしちゃっただけなんだね…♪そっかそっか…♪じゃあお姉ちゃんがリードしてあげなくちゃだね…♪」
文…?
「私、射命丸文は…○○の事をずっとずっと愛しています…♪この世界の誰よりも長く深くあなたを想っています…♪だから…結婚しよっか…♪♪♪」
文…
「心配しないで…?私を受け入れて、私だけの○○になればいいの…♪そうしたら今までよりもっと強く私を独占できるよ…?ううん、独占しなきゃいけないの…♪」
「私を愛していると言って、キスをしてくれればそれで夫婦になれる…♪あなたも私もそれだけで幸せになれるんだよ…♪だからはやく…はやくはやくはやくはやくはやくはやくはやく…♪」
あや…
「○○…すき…だいすきだいすきだいすきだいすき…♪♪♪」
ぼくは…あやのことが…
幼馴染文ちゃんに死ぬほど愛されたいという欲だけ暴走し生まれた駄文
結局ハッピーエンドなのは仕様
最終更新:2017年05月28日 17:55