あるところに一人の男がいた。
名は○○。
○○は今、必死に逃げていた。
それはなぜか。
それは、とあるサイトで荒らしをしていたことが、東方を、幻想郷を悪く言ったことが原因である。
○○は外来人だった。
外の世界におけるいわゆる非オタクである。
彼はオタクを下に見ていた。
そんな○○だが、○○には彼女ができた。
名前は……仮にぐーやとしておこう。
ぐーやと仲良くしていた○○だったが、彼はとんでもないことをしてしまう。
……ぐーやはオタク、○○は非オタクというだけで嫌な予感しかしないが、話を続けよう。
ある日、彼は有名な寺小屋高等部を受験したのだが、受からなかった。
イライラした彼は、ネットを荒らすことですっきりしようとしたのだ。
どうせオタクの集まるページなんて荒らしたところで問題ないよね^^
そう思った彼は、東方厨をターゲットにすることにした。
○○は、この幻想郷が、東方projectがもとになっているとは知らなかったのだ。
いや、東方projectが、この幻想郷をもとにしていると言ったほうがいいだろう。
……この話ではそういう設定だと思って聞いてほしい。
話を戻そう。
彼は東方にインスピレーションを受けたと思われる
メイドさんかすりシューティングゲーム
某巫女さん弾幕STG風弾幕STG
誰も死ぬ必要のないRPG
この3つと、100万回殺害予告された弁護士、KADOKAWA、さらには例のアレを利用して、東方を貶すことにした。
彼は、みんな違ってみんないいという言葉を知らなかったのだろう。
荒らしを実行した数日後、○○は追われる身となった。
理由は……○○に対してぐーやが言ったセリフを見ればわかるだろう。
「○○、どうしてあんなこと書いたの?
とぼけないで、私たちがブスだとかAV女優だとか書いたじゃない!
なんでそんなこと知ってるのかって?
あなたが荒らしたページによく行ってるからよ!
なんでわかったのか?月の技術力をなめないで。
もう一度聞くわ。どうして、あんなこと、書いたの?
……答えないんだ。
こんなの、私の好きだった○○じゃない……
…………
アハッ,アハハッ
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!
そうよ!簡単な話じゃない!
今のあなたが私の好きだった○○じゃないなら……
どんなこトヲしてデも、私のアイシテル○○にすレばいイジャない」
このセリフを聞いた○○は逃げ出した。
捕まったら何をされるかわからない恐怖から。
ぐーやという、自分の愚かな行動のせいで狂い果てた彼女から。
こうして今、○○は必死に逃げている。
彼が犯した行動、その行動が○○自身の首を絞めた。
最後に、たぶん、○○はもうすぐ捕まってしまうだろう。
なぜなら――
「ミツケタヨ。○○。」
最終更新:2017年06月13日 19:57