「ねえ
ヤマメ」
「なに?○○」
「ごめんけど、そこにある写真取って」
「えっと……これ?」
「あ、それそれ。ありがと」
「どういたしまして」
「ねえヤマメ」
「なに?○○」
「今日も料理、おいしいな」
「今日も自信作だから、ね。はい、あーん」
「あーん……はぁ」
「ねえヤマメ」
「なに?○○」
「やることなくて暇だし、ちょっと話し相手になってくれる?」
「いいよ!で、何について話す?」
「ねえヤマメ」
「なに?○○」
「僕たちが付き合うようになってから何年たったっけ?」
「2年だよ。こんな大切なこと忘れないでよ」
「はいはい、ごめんなさい」
「ねえヤマメ」
「なに?○○」
「両手両足のみが全く動かなくなる病気ってあったっけ?」
「あー、それは私が能力とかを使って作った病気、だね」
「能力で病気ってやっぱり作れるんだね……」
「ねえヤマメ」
「なに?○○」
「どうして、わざわざ病気を作ってまで、僕をここに居させようとするの?」
「そりゃあ○○をアイシテルからに決まってるじゃない」
「……愛してるから、ほかの人のところに行かせたくない、ってところか?」
「大正解!」
「はは……僕は君を愛してたんだけどな……」
「言葉じゃ信じられなかった」
「なるほどね……ま、今や僕は君を頼らないと生きていけない。
それを抜きにしても、愛してるよ。ヤマメ」
「私もアイシテルよ、○○」
最終更新:2017年06月17日 21:49