静葉「〇〇、あなたこれでいいと思ってるの?」
〇〇「間違ってるとは思ってる。しかし……どうしようもないんだ」
静葉「いえ、たったひとつだけ策はあるわ」
〇〇「たったひとつだけ……?」
静葉「ええ、とっておきのやつよ!」
〇〇「とっておき?」
静葉「いい? 息が止まるまでとことんやるわよ!」
〇〇「息が止まるまで? どういうこと!」
静葉「うふふ 逃げるんだよォォォーーーーーーーッ!!」
ほぼ無理やり静葉に引きずられて幻想郷の端から端まで逃げるハメに
しかし、それは妹に〇〇を取られたとずっと思っていた静葉が企んだ逃走だった
静葉「ここまで逃げれば、妹も追っては来れないわ」
〇〇「……で、ここどこだ? 森なのは分かるが」
静葉「さあ? でもここは食べ物もあるみたいだし、しばらくここにいましょう」
〇〇「しばらくって?」
静葉「さあ? 少なくとも、あなたが妹の事をすっかり忘れるくらいかしら」
〇〇「な」
静葉「安心して、ここでの暮らしで、あなたに不自由はさせないわ
それに、あなたが妹にしていた事と同じ事、全部私にしてもいいよ
もっとすごいことだって、〇〇が望むなら……
だから、妹の事なんて忘れて、私と楽しみましょう ね?」
〇〇「……」
最終更新:2011年03月04日 01:26