「おはよう○○、よく眠れたみたいね」

幽香姉さん……?あのここは…

「この部屋?そうね…私とあなただけの部屋、かしら?」

…なんで僕はベッドに縛り付けられてるの?

「ふふっ…意外に冷静なのね…?これなら案外上手く行くかも…♪」

…?
「あなたを縛り付けてる理由は簡単、私があなたを愛してるから」

えっ

「狂おしいほどに愛おしくて、好きで好きでたまらないからよ…」
えっ…ちょっと…

「まだわからないの?もうっ…ホントに鈍感なんだから… いい?私はあなたに恋をしているの 結婚したくてたまらないの」

恋って…その…

「そう、恋よ?私の初恋…私は弟であるあなたに恋をしているの 悪いことかしら?そんなはずないわ、だって私がこんなに愛してるんだから」

姉弟じゃまずいよ…

「そう言うと思ってた…だからこうしてあなたを閉じ込めるの」

は…?

「これからずっと、あなたが私を好きになって、私と永遠に愛し合うと誓うまで閉じ込めることにしたの…少し強引かしら?」


「でも…これはあなたが悪いんだからね?私に振り向かず他の女たちと同じ空気を吸って、同じ空の下で生きていたんだもの…私も流石に辛かったのよ…?」


「だから少しは我慢してお姉ちゃんの言うことを聴きなさい?大丈夫、あなたはただここで私に身を委ねていればいいの…私がなんでもしてあげるから…♪」


「うふふふ…幸せすぎて言葉も出ないってところかしら…私もよ…こんなにあなたを近くに感じたのは久しぶりだもの…♪」


「もっと強く抱きしめさせて…あなたを匂いを私に染み込ませるみたいに…ああ…好きよ…○○…」

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最終更新:2017年07月10日 21:42