ほら、あなたのことをぎゅってするじゃない。
そうするとね、必然的に厄があなたにも溜まるわけ。
でも大丈夫、貴方の厄は私が吸い出してあげる。
……あら、どこにいくの? 危ないわよ?
まったく、すぐ目を離すと厄まみれのまま帰ろうとするんだから。
それじゃ里の人間達にも厄がいってしまうじゃないの。
…そうだ、私のリボンをこうして、こう結べば……。
ふふ、これでもう私と離れられないわね。
大丈夫、貴方は私とずっと一緒なんだから……。
ずっと、ずぅっと守ってあげる。
最終更新:2011年03月04日 01:28