○○ 「もしもし、ピザの注文をお願いしたいのですが。」

警察 「はい、こちら警察です。どのような用件ですか?」

○○ 「ピザの注文をお願いします。Lサイズのソーセージサラミピザで」

警察 「こちらは警察です。電話を間違えていませんか?」

○○ 「いえ、宅配をお願いします。どのくらいかかりま・・・」

アリス「スミマセン。ウチの主人が酔っ払って電話を掛け間違えてしまいまして。」

警察 「御家族の方ですか?」

アリス「家内です。」

警察 「そうですか、大分飲まれたんですか?」

アリス「ええ、そうです。」

警察 「どのお酒をどれ位飲まれましたか?」

アリス「ストロングゼロを二本、500ミリのやつです。」

警察 「味とおつまみは?」

アリス「あれは青色と黄緑色だから・・・、青リンゴ味とグレープフルーツ、
    あと柿ピーのピーナッツ無しと、サラミの百円のやつに、チーズ3つ。」

警察 「分かりました、お大事になさって下さい。」

アリス「ご迷惑お掛けして申し訳ございません。」

209: ○○ :2018/02/07(水) 22:12:15 ID:5A5S05J.
アリス「ねえ○○、どうしてあんな電話をしたのかな?」

○○ 「・・・・・・。」

アリス「黙っていちゃあ分からないわ。ねえ、どうしてかしら?」

○○ 「・・・・・・。」

アリス「あんな間違い電話するんだったら、ケイタイ、要らないよね。」

○○ 「そ、そんなことないよ…。」

アリス「へえ、じゃあ、どうしてしたのかな?まるで私があなたに暴力を振るっているみたいじゃない。」

○○ 「常に見張っていて、僕を一人で外に出さないのだってDVだよ!」

アリス「マネージャーのあなたが、デザイナーの私の世話をするのは当たり前でしょう?」

○○ 「それでも、行き過ぎなんだよ!」

アリス「へぇ、そんなこと言うんだ・・・。」

アリス「じゃあね・・・、そうだ、○○はマネージャーを辞めて、専業主夫になって貰います!
    そうしたら、外に出る必要なんて無いよね。」

○○ 「そんな・・・。だ、駄目だよ、そうだ、きっと僕が急にマネージャーを辞めれば、周りの人が怪しむよ。」

アリス「あら、今でも大して何もしていないのだから、代わりの人を用意すれば良いのよ。
    そうね、上海のような自動人形でも充てておけば十分よ。」

○○ 「駄目だよ…。」

アリス「ふーん。」 バキッ

アリス「はい、これで○○の携帯は壊れました。残念でした。」

アリス「デザイナーの私の稼ぎで、このマンションの階ごと一括で買えているんだから、
    ○○が外に出る必要なんて全然無いのよ。」

アリス「分かった?」

○○ 「・・・・・・。」

アリス「はい、じゃあ、良い子はお風呂に一緒に入りましょうね~」 グィッ

アリス(鍵、もう一個付けとかないと。網膜認証でしか開かない物にしとこ・・・)






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最終更新:2018年02月12日 23:20