475: ○○ :2018/07/07(土) 21:34:16 ID:mw9IQvX6
慧音「七夕イベントで○○が吊るした短冊を取っていった人がいる模様。怒らないから先生のところにきなさい」
(私が回収するつもりだったのに誰が盗ったんだ!?)

476: ○○ :2018/07/09(月) 14:48:08 ID:IuklSqFA
>>475
察してる○○ならば、卒の無いことを願ってお茶を濁しそうだけれど
それでも全力で願いをかなえてきそうなのが強いヤンデレだろうな
そうなると抽象的な方が危ない。○○のためのディストピアを、拡大解釈で作り上げそう
霊夢とかそれが十分可能だから怖い

でも幽香さんとか純狐さんとかネムノさんは。孤立主義貫いて、○○を悪い虫から守る方向に動きそう
いわゆる過保護タイプ

成美とかアリスや椛は、陰ながら見守りタイプかもな
でもそれも随分怖い、何せ○○が強者から好かれているという証拠が少ない、あるいは無かったりする
あってもただの人間には気付けない
そんな状態で○○に敵対したり(議論ですら危ない)苛めたりの場合はもう一発アウトだろうな
明日どころか……昼食から帰ってこなかったり

477: ○○ :2018/07/09(月) 23:19:41 ID:ssBIe.sY
>>476さんのネタを使用

「そいつは中々、いや、かなり難しい問題だね。」
内心の焦りを隠しながら、上っ面だけは堂々と返事を返す。
あくまでもそれが何でもないかのように、それでいて相手の事に心を砕いている素振りを見せながら。
はったりを効かせながら酒が入った猪口に視線を移す。動揺を隠して相手の目を見ながら
話しをするなんて年期が入った化け物狸のような真似は、自分には未だ到底出来そうになかった。
「そこを何とか頼みますよ、××さん。」
「相手が相手だしなあ。」
目の前の酔っ払いが相変わらず妄言を吐く。-馬鹿も休み休み言え-そう言って思いっきり
叱りつけてやることができれば、どれ程楽だろうか。
もっともそんなことをした日には、今までの自分の地位が全て崩れ去ることは間違いないことなのだが。
「いんや、本当、相手の後ろにあの森の魔女が控えていたなんて、本当ありえないことですよ。ええ。」
-ありえないのは、お前の脳味噌だろ-と、すんでの所まで出かかった言葉を口の所で食い止める。
そういった魑魅魍魎とやっかいになるのはこれまでも何度かあったが、今回は相手が余りにも悪すぎる。
今まで間一髪躱してきたような、夜になると人間を求めて里の外を徘徊する名も無き妖怪とは違い、
正真正銘の魔女が相手になっては只の一般人には荷が重すぎる。
藪を突いたら化け物が出てきたようなものだ。
「××さん、妖怪にも顔が利くんでしょ?」
「いやいや、これ位の事なんぞ、あの人を煩わせるまでもないよ。」
「おっ、これは凄いね。こりゃあ、××さんに話し持って来て正解だね。」
冗談じゃない。自分が持っているそれなんて、口が裂けてもコネとも言えないような細い糸にしか過ぎない。
まかり間違っても、○○が持っているような-本人が自身の後ろで糸を引いている魔女に、
気づいていないということはあるにせよ-自分の事を犠牲にしてでも、体を張ってくれるような関係は望むべくも無い。
まあそれがバレた日には、今度は自分の身が危ないのだけれども。
「それで、どうすれば良いんだい?」
こいつ、本当は俺がコネなんてないの分かって言ってるんじゃないのか。
そう思わせるような声に、脳の血管が膨張する感覚を覚えた。
ああ、もうこんな奴、どうなってもいいか。理性の紐がブチンと切れる音が聞こえた。
「…なあ、魔女と狼天狗ってどっちが強いと思う?」
毒を喰らわば皿まで、そういう言葉をかつて聞いたことはあれども、
その言葉を作った当人は、化け物に化け物をぶつけることまでは許した覚えは多分ないだろう。
一歩間違えれば、いや例え最善手を辿ったとしても、恐らくは両方の側から目を付けられることは
間違いないのだが、取り敢えず今日の所は、自分は無事に家に帰ることが出来る。
それだけが今の自分にとっては、何よりも大切に感じられた。







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最終更新:2018年07月10日 23:18