紫/24スレ/730
△△「幻想郷って美人多いよな」
□□「可愛い系から綺麗系までなんでもござれですよね」
○○「お、おう。どうした急に」
△△「いやあ、せっかくの酒の席だし小粋な恋愛トークでもしようかなと」
□□「俺ら普段そういう話しないですし」
○○「たしかにそうだな。たまにはそういうのもいいか」
△△「うむ、そんなわけで俺から発表。俺は早苗ちゃんだ」
○○「へえ、△△ってああいう子が趣味なんだ?」
□□「ちょっと意外です」
△△「真面目で元気で浪漫分かる子って最高だろ」
□□「なるほど」
○○「あの子時々男のノリになるしな」
△△「だろ?……じゃあ次□□いってみようか」
□□「俺ですか?んー、俺は慧音先生ですかね」
○○「あー」
△△「あー」
□□「あなた達すげえ納得って表情してきますね」
△△「まあド安定というか」
○○「納得せざるを得ないというか」
□□「ちょっと頭が固いけど優しくて面倒見のいい美人な先生……まあ、そうですね」
○○「里の少年達の初恋はだいたいあの人らしいぞ」
△△「多分性の目覚めもだろうな」
□□「ま、そんなわけで俺は以上です。さあ、最後は○○さんですよ?」
○○「はいよ。俺は……ん?」
△△「…………」
□□「…………」
○○「え、なにこの空気」
△△「べ、別に普通だろ?」
□□「そ、そうそう。○○さんが緊張してるから変に感じるんじゃないですか?」
○○「そんなことはないけど……まあいいか。しかし、うーん……」
□□「ど、どうしました?」
○○「あー、これ好きな人じゃないと駄目か?」
△△「気になる人でもかまわんが」
○○「気になる……んー、気になるか……」
△△「なんだよ。とりあえず考えてる人挙げてみろって」
○○「あー、そうだな。じゃあ、西行寺のお嬢様」
△△「……え?」
□□「嘘……でしょう?」
○○「いや、好きとかじゃないけどな?一度遠目に見たことあるだけだけど、なんというかあの人は……怖い」
△△「じゃ、じゃあなんでその人なんだ?」
○○「上手く言葉に出来ないんだけど……『綺麗』なんだよ。儚さと死がそこにあるような感じがして。まあ絶対にお近づきにはなりたくないけど」
□□「あー、えっと……○○さんが仲良くしてる紫さm――さんとかは……」
○○「紫さん?はは、あの人はねえよ」
△△「……な、なんでだ?」
○○「なんというかあの人、言動も外見も嘘臭いんだよ。いや、美人だし知的で優しいしで、すごい人だとは思うけどな?……けど、西行寺のお嬢様と違って『綺麗』じゃない」
○○「それに、なんか時々ゾッとするような目でこっちを見てくるし、西行寺のお嬢様とは別の意味で怖いかな」
○○「……あー、はは、なんか『綺麗』だとか怖いだとか、よくわかんないこと語っちまったな。すまん……って」
△△「」
□□「」
○○「……えっと、二人とも顔色悪いけど大丈夫か?」
△△「……少し、飲みすぎたかもしれん」
□□「そう、ですね……」
○○「大丈夫かよ。今日はもう解散するか?」
△△「……ああ、そうさせてもらう」
□□「……失礼します」
○○「おう。気をつけて帰れよな」
○○「……ん?あれ?あいつら『誰』だ?……なんで俺は『知らない奴ら』と家で酒飲んで恋愛トークなんてしてたんだ?……こわいこわいこわいこわい!」
感想
- □は擬人化した藍様かな -- 名無しさん (2019-10-15 03:50:12)
- 藍は△じゃない?で橙が□ -- 名無しさん (2019-10-25 07:32:19)
- おっと失礼、△が藍様だった -- 名無しさん (2019-11-28 05:35:44)
最終更新:2019年11月28日 05:35