※お下品なので注意!






 やっぱり、人間ってやつは、本能に従って生きるモノだ。

 いざと言う時はやっぱり理性より本能の方が優先されるだろうし、
 だいたい飯を食うのだって、布団で寝るのだって、誰かを愛するのだって、言うなればそれは本能に基づいた行動なのであって、
 そこに多少なりとも理性が介在しているのだろうけど、どう言い繕ったところで、結局それは個人の欲求の表れでしかない。

 生意気にもそんな大層なことを言っている俺だって、まあ人間である以上、本能に突き動かされて生きている。
 一生懸命働いているのだって、明日の飯の種を稼ぐためであって、決して他者の役に立つことを優先して体を酷使しているわけではない。

 今丁度飯の話をしたが、食欲は、人間の欲求の中でも上位に位置するらしい。
 もっとも、俺はそう言った人間の欲がどうこうと言った哲学的、あるいは生物学的な見識を持っているわけではないのであまり詳しいことは言えないのだけれど。

 ともかく、食欲と言うのは以外にも強いもので、特に食欲が訴えてくるのは、空腹だ。
 腹が減っては戦が出来ぬ、とばかりに、人間腹が減ると、集中できなくなったり、体が思うように動かなかったり、怒りっぽくなったりする。

 これは、考えて見れば結構怖いことだ。
 人間と言う生き物は、毎日毎日飯を食わないと、段々体が壊れていって、終いには死んでしまうのである。

 ここまで話をしておいてなんだが、俺が言及したかったのは食欲についてではない。回りくどくてごめん。


 俺が触れたかったのは、‘死’についてだ。


 そうは言っても、さっきも言ったように、俺は哲学者でもなければ‘いのちのこたえ’を出せるほど達観してもいないので、死生観について長々と語るつもりは毛頭ない。

 俺が言いたいのは、‘死’そのものではなく、‘死’を本能的に避ける、言わば人間の根幹に根ざす、『生存欲』のことなのだ。

 先ほど、俺は食欲の話をしたが、その食欲も、生存欲を基にした、即ち派生系に過ぎない。

 生存欲と言うのは、人間の中でも最も大きな割合を占める欲求だ。
 何においても、人間は自身の命と言うものを最優先するし、生死に関わる問題に関しては特に過敏に反応する。
 生存欲の現われが痛みであり、その痛みがどの快楽よりも大きな存在であることを考えればわかるだろう。
 例えば、美味しい飴を舐めながら道を歩いていたら自転車に撥ねられた、となれば、やはり飴の味より体の痛みが優先される。

 ……いや、それはちょっと違うか?


 まあともかく、生存欲が全ての基盤なのだ。
 では、何故人間は生存欲が強いのかと言えば、種の保存を目的としているからである。

 種の保存、と言ったら何だか小難しいが、要は子孫を残すことだ。
 生き物と言うやつは、自分達の‘種族’が生き延びる様にインプットされているらしく、
 例え寿命が来て死んでしまったとしても、その死んだ生き物の子供が、更にその孫が……と言った具合に、
 種族が残存し、あるいはその過程で発達・進化していくことを、無意識的に、言い換えれば本能的に望まされているわけだ。

 ……と言うのは受け売りで、いかんせん記憶が定かでないため、もしかしたら間違っているかもしれない。

 要約すると、人間の中で一番強いのが生存欲で、その生存欲の存在意義が子孫を作ることなのだから、




 つまるところ、‘人間’と言う種にとって大事なのは、性欲なのだ。
 いや、だってそうだろう。

 食欲よりは下だが、性欲だって立派かつ強大な欲求の一つなのだから。




 そう、だから、俺は別におかしくない。うん。



 さて、今まで長々と話をしてきたわけだが、前述した理論展開は、自己完結のための言い訳に過ぎない。
 とりあえず、何でこんなことを話したかと言うと、




 今、性欲をもてあましているからなのだ。




 ほんっとうに、下品で申し訳ないと思うが、事実である。認めたくない事実である。



 今、俺は布団にもぐっている。
 わざわざ薄い寝巻きを羽織り、風通しのよいタオルケットをかけていると言うのに、
 こんのクソ暑い中、俺が寝床でハムスターのごとく丸まっているのはそれが理由だ。


 何と言うか、下世話ですまないのだが、先ほどから何だか俺のアレがトランザム状態なのである。
 熱さからして、ハイパーモードと称しても差し支えないだろう。真っ赤に燃えている。轟いてはいないが。
 なお、別に速さはV-MAXではない。

 既に何度か、うん、その、エネルギーを消耗したのだが、一向に収まる気配がない。流石太陽炉だ。無限のエネルギーと言うわけか。
 いくら夜だからと言っても、流石に限度がある。二桁に届くぐらい致しているわけだが、それでも未だ 太いんだよ! 硬いんだよ! 暴れっぱなしなんだよ!


 もしかして、これは進化の形なのかもしれない。もしや、神が降臨したのか。よりによって、俺の、ソレに。
 そんなところをアルターにしてs.cry.edしたくない、と言うのが正直な感想だが、どうしようもないものはどうしようもない。

 ……考えが及ばなかったが、コレって悪い病気なんだろうか。
 いくらなんでもおかしすぎる。もしかしたら俺の頭がおかしいのかもしれないが、とにかく俺の穢れたバベルの塔がおかしい。

 頭か体の病院に行くべきだろうが、しかし、今行っても医者はもう寝ているだろうし、
 永遠亭に行くにしても、あの美人の先生に俺の緋想の剣を見せるのは忍びない。何の罰ゲームだそれ。恥ずかしくて死ぬ。



 何にしろ、今夜はやりすごすしかない。
 寝るに寝れないが、とりあえず今でも時間は経っているはず。
 あと何時間あるかはわからないが、ここはとにかく待ちの一手だ。





 そう考えて何分経ったか(何時間か経ったとは思えない)、不意に、




 俺の耳が、がたん、と言う音を捉えた。



 この夜遅くに、物音? それも、随分と近くで。
 もしかしたら、家具が倒れたりしたのかもしれない。
 特にすることもないし、様子を見に行こうと決意すると同時に、






 部屋のドアが、開いた。
 未だ俺は布団の中で横になっているのだが、出端をくじかれた。
 上体を起こそうとした瞬間に来るのだから、間が悪い。

 一体何者かは分からないが、しかし深夜に他人の家に不法侵入とは、おそらく盗人か、あるいは決まりに従えぬほど飢えた妖怪か。
 どちらにしろ、危険な存在に変わりない。
 俺は息を潜め、まずは相手の確認を優先することとした。
 今しがた立ち入ってきたエトランゼの正体によって、俺の対応は変わってくるからだ。


 泥棒ならば、隙を突いて取り押さえる。
 妖怪ならば、気づかれる前に家から逃げ出る。
 人間ならともかく、相手が人外のそれとなると、組み伏せるのは容易ではない。
 情けないが、そうであれば誰かの助けが必要だ。


 一体どちら様だ……?
 俺はそっとタオルケットをずらして、暗闇の中目を凝らし、ドアの方へ視線を向けて――――





「こんばんは」



 !?



 ひどく、びっくりした。


 挨拶された。それも、顔見知りに。近距離で。




 タオルケットをどかした先にあったのは、知り合いの、永江 衣玖さんの顔だった。
 彼女の端整な顔が、どアップで俺の目の前に広がっている。距離にして約十数センチ。近い。近いです。



 衣玖さんとは、ひょんなことから知り合った友人で、数少ない『妖怪の知り合い』である。
 竜宮の使い、と言う種族の妖怪らしく、幻想郷のパワーバランス内でも最高峰に位置する存在である‘竜’の意思を伝えることを生業としているらしい。
 始めて会ったのも、その竜宮の使いのお仕事の途中で、地震が来ることを俺に伝えに来てくれた時だ。

 その後いろいろとあって、今ではそれなりに良好な関係を築けているわけだが、何故彼女が俺の部屋に闖入してきているのやら、さっぱりだ。
 今日の昼、里でばったり会って、近くの茶屋で少しばかり話し込んだ記憶が思い起こされるが、その時に何かあったのだろうか。
 もしかして、何か俺が粗相をして、その報復に俺の首を狙いに来たとか? 嘘だろ、俺が何をした。

 ……。
 …………。
 ………………。

 嘘だろ嘘だろあの羽衣ドリルで臓物をブチ撒けろ とかいやあああああああああああああ

「あの、大丈夫ですか?」

 思考停止して固まっている俺に、衣玖さんが声をかけてくる。
 大丈夫ですか、って、大丈夫じゃない。普通の人間は、臓物をブチ撒けたら死にます。大丈夫じゃないです。

「すいませんごめんなさい謝りますからドリルは勘弁してください」
「ドリル?」

 何のことやらわかっていないのか、衣玖さんは不思議そうに俺の顔をみつめながら、小首をかしげた。
 その動作は非常にかわいらしいのだが、いかんせん近い。近い。テンパる。てんパル。パルパル。

 自分でもはっきりわかるほど、今の俺は動揺している。
 舌も上手く回らないし、思考も上手くまとまらないし、股間は<自主規制>だし。
 まずい。まずいってこれ。
 しかも衣玖さん近いですあとなんかいい臭いするんですけどこれってやっぱりああやばい俺のアレが更に存在を主張してきたまずいこれバレたら死ぬ社会的に死ぬ

 あわわわわと頭の中がサラダボウル状態の俺をさておき、
 衣玖さんは話が噛み合わないと判断して対話を打ち切ったのか、もぞもぞと体を動かすと、現状でも充分近かった俺との距離を、更に縮めてきた。

 体が、触れ合う。
 彼女の肢体のやわらかさと、女性らしい甘い臭いが、ダイレクトに俺の脳を揺らす。
 一体何を考えているのか、彼女は。
 熱に浮かされているのは、俺のソレか、あるいは衣玖さんなのか。

 これはまずい、もうすぐで阻止限界点を迎える。
 そう直感的に悟った俺は、がくがく震える顎と舌を無理やりに落ち着かせ、喉の奥から声を絞り出した。

「なっ、何を!? こんなこと――――」

 思わず、声が裏返る。
 私今うろたえてます、と、言葉もなくあらわしている俺とは対照的に、
 衣玖さんは落ち着き払ったまま、むしろ俺がおかしいんじゃないのかと思わせるぐらいに冷静に、

「こんなこと、ですか」

 それだけ言って、すっと俺に顔を近づける。 
 え、近い。更に近い。十センチ切った。え? え?

「女性が、こんなことをしている意味……」

 そこで言葉を止めて、ふふっ、と、妖艶な笑みをこぼす。

 十センチにも満たない、わずかな距離。
 普段の人当たりのいい笑顔とは違う、まさしく‘女性の’笑い。

 その二つが、まるで酔うような、そんな、甘く、ぐらりと来るような衝撃を与えてくる。


 平静さを失っている俺に、追い討ちをかけるがごとく。
 衣玖さんは、そっと俺の耳元に唇を寄せて、

「わかりませんか?」

 それだけ、言った。


 俺の頭の中は、もうサラダボウルを越えて液状化していた。
 恥ずかしいことに、単純な思考しかできない。
 自覚できるほどに、今の俺には余裕がなかった。


 何故、衣玖さんが俺の寝込みに介入してきたのか。
 その理由は定かでなかったが、今や、俺の頭中では、非常に都合のいい図式が組みあがっていた。


 今までの挑発的な言動と、俺の現状と。
 そもそも、女性が男の寝床に入ってくると言うことは。
 つまり、そう言うソレだ。







 拒絶されることなど、今の俺は想定していなかった。
 それ以前に、既にまともな思考はできていなかったのかもしれない。



 理性を振り払った俺は、迷わずに彼女の体を抱き寄せた。
 強く、しっかりと。彼女の存在を、体の感触を、確かめるように。


 熱い。
 言葉に言い表せないその感覚は、どこから来ているのか。
 この真夏の熱気か、それとも茹だった俺の脳髄か。

 あるいは、腕の中で俺に体を預けている、彼女か。


 もう一度、彼女は俺に耳打ちをした。
 はっきりと。その声は、クリアに響く。


「……構いませんから」


 彼女の吐息が、耳にかかる。
 こそばゆい。だが、それは逆に煽られているかの様で。


「して、くださいな」




 そして、俺は―――――――――――













 朝。
 ちゅんちゅんと、鳥のさえずりが、俺の聴覚を刺激する。
 耳障りではあるけれど、風情のあるその音色は、俺にとっては心地のよいものだった。

 その訴えに揺り起こされて、今度は視覚。
 うっすらと、ゆっくりまぶたを上げて、太陽の光を目に収める。
 時期的に、今の日光は熱いぐらいだが、朝の間はさわやかなものだ。自然万歳。

 んん、と、無意識に声にならない唸りを上げて、間接をぐっと伸ばそうと腕を動かして、




 不意に、違和感を覚えた。



 指先に、感触。
 すべすべとして、柔らかいそれ。


 普段は、シーツと薄いタオルケットのそれなのだが。




 違う。
 これは、布団ではない。寝巻きでもない。
 そもそも、何故俺は裸なんだ。昨日は服を着て寝たはず。俺は寝るとき全裸になるタイプではない。


 それ、即ち。


 思わず、手の方向へと視線を滑らせる。
 寝起きのけだるさと眠気は、今や完全に吹っ飛んでいた。





 そこにいたのは、





「おはようございます」
「………………」






 竜宮の使いだった。






 あれ、何で衣玖さんが俺の布団で寝てんの?
 俺いつのまに1/1抱き枕とか買っちゃったかなぁ。しかもボイスアラート機能つきだなんて。
 高性能だなコレ。いくらしたっけか。


 ぼけっと衣玖さんを見つめていた俺だったが、
 彼女の一言で、




「昨晩は……その、大変――――」



 思い出した。

 まるで走馬灯の様に、昨夜の記憶がフラッシュバックする。
 そう、昨日の夜、俺は随分アレな状態で、そこに衣玖さんが来て、うん、その、あれだ。






 ああああああああああああああああああああああ嘘だろ俺ええええええええええええええやっちまったああああああああああああああ








「……本っ当に、申し訳ございませんでした」


 その後、俺は佇まいを整え、見るからに‘体の調子がよくない’衣玖さんに、土下座を慣行していた。
 本当に、悪いことをしたと思っている。
 いくら体が――主に俺のフランスパンが――異常だったとしても、俺は取り返しのつかないことをした。

 布団をたたむ時に気づいたわけだが、俺の記憶にたがわず、純白のシーツには、痛々しい赤い染みがあったわけで。
 ―― 一応言っておくが、決して俺の臓物がブチ撒けられたわけではない ――
 その上、衣玖さんもどことなく動きに違和感があったりしているわけで。


 物的証拠を突きつけられた俺は――容疑を否認するつもりもなかったが――素直に罪状を認めるしかなかったのだ。
 謝ってすむ問題ではないが、謝るしかできない。
 今の俺は外道畜生の類と何ら変わりない。最低の男だ。
 これでは、ドリルで臓物をブチ撒けられても仕方がない。


 頭を下げっぱなしの俺に、衣玖さんは口をつぐんだまま、そっと手を伸ばして、俺の頬に触れた。


「顔を、上げてください」

 声に、衣玖さんの顔を見る。
 彼女の表情に、怒気はない。
 彼女は、笑っていた。物柔らかに、笑っていた。
 そして、表情と同じ様に穏やかな声で、

「貴方が謝る必要はありません」

 そう、俺に告げた。

「むしろ、貴方でよかったと、私はそう思っています。
 そもそも、今回のことも、私がけしかけたのですから」

 衣玖さんはそう言っているが、正直記憶が定かでない。
 俺の頭の中はえらいことをしたと言う罪悪感でいっぱいで、当時のことはあまり覚えていないのである。


 それを知ってか知らずか、衣玖さんはその調子のまま、少しだけ頬を赤らめて、


「ただ……ですね。その、責任を、取って頂きたいのですが」


 ああ。
 やはり、俺は許されざることをした。
 刑は何だろうか。俺には口を挟む権利はないが、しかし、例え何であろうと甘んじて受けよう。
 市中引き回しか、あるいはストレートに打ち首か。
 何にせよ、女性一人を傷つけた罪は重い。


 心の中が諦観の念で満たされてきた俺に対し、
 衣玖さんは気恥ずかしいのか、視線をそらしながら、再度口を開いた。



「私を、娶っては頂けないでしょうか」






 ……どういう意味だろうか。
 めとる。



 ……目採る? 両目をえぐらせろと言う意味だろうか。
 あるいは雌取る? 俺のソレをもいで、生物学的にメスにするのだろうか。



 言葉の意味をはかりかねて、俺は思わず聞き返す。

「……はい?」
「ですから、私を、貴方の妻にしてほしいのです」

 今度は、まっすぐに俺の目を見据えながら。
 彼女は、俺に言った。









 こうして、俺は妻帯者となった。











「これで全てのはずです」
「はい、確かに」




 一室。
 灯りが充分でないためか、薄暗いその部屋で、二人の女性が金銭をやり取りしていた。

 部屋の装飾は、必要最低限。
 娯楽の品も、あるいは生活用品の類も一切の姿がなく、
 その場にあるのは簡素なつくりのテーブルと、腰掛けるだけの用途しか持たない椅子が二つの、それだけだ。


 そんな怪しげな空間にいるには似つかわしくない、二人の女性。
 一人は、竜宮の使い――――永江 衣玖。
 一人は、永遠亭の薬師――――八意 永琳。


 互いに同じ女性であれど、立場は正反対だ。
 衣玖は客として、永琳は商人として、この場にいる。 


 であれば、当然衣玖が金額を支払い、永琳がそれに見合った物品を提供するわけだ。
 衣玖が手渡したのは、大金と言うには見劣りする額ではあれど、決して少ないわけではない。
 であれば、それに相当するモノを、永琳は販売したことになる。
 永遠亭で扱っている薬は、そのほとんどが良心的な価格設定になっているからこそ、それが余計浮き彫りになっていた。


 加えて、‘医療施設としての’永遠亭のトップである永琳が、わざわざ取引のためだけに出張るのは、やや考えづらいことだ。
 全体に漂う、異常。例外。それは、決して明るい印象を感じるものではない。

 そんな雰囲気を取り払うためか、あるいはその空気を保ったままにしたかったのか、永琳は不意に沈黙を破った。 

「効果は、確かなはずよ」

 紙幣の代わりに受け取ったボトルをしげしげと眺めている衣玖に、
 永琳は念を押す様に――あるいは釘を刺す様に――言い含めた後に、お帰りはあちらよ、と指差す。

 それに応えて、衣玖は軽く会釈して、購入した薬を手に、軽い動作で踵を返した。

 部屋から出て行った彼女の後ろ姿を見送りながら、永琳は小さく苦笑を見せる。
 それに含まれているのは―――――― 






「それにしても、‘精力剤’なんて何に使うつもりなのかしら」
最終更新:2010年08月26日 22:17