ドレミー「たまにいるんですよねぇ、夢を夢だと自覚して好きに振る舞う人が」
ドレミー「ただねぇ、そう言う人って……現実に対しては心の中だけとはいえ中指立てながら暮らしてる人がほとんどだから」
ドレミー「……なんだか、保護したくなっちゃうんですよ。事実とっても楽しそうで、邪魔するのも罪悪感が出ちゃって」
ドレミー「所であなた、私の事をしっかりと把握していますよね?」
ドレミー「ええ、まぁ。好きに振る舞われると厄介なんで、初めのうちは強制起床させていたのですが」
ドレミー「やはり、何度目にはあなた逃げ出しましたからね。私を把握していないと出来ないぐらいの反応速度でね」
ドレミー「そのうち、振り向けば。つまり見えていない場所を自分の好きな空間に改変までしてくれちゃう能力手に入れちゃって」
ドレミー「なんですか、あなた。あんなに悪夢を見せて夢から追い出そうと努力したのに」
ドレミー「なのに、何でまだ夢の世界にこだわってくれるんですか」
ドレミー「……あぁ、失礼。あなたとはもう少しお話ししたいのに。この反応は、投薬が、永遠亭に担ぎ込まれましたよ、あなた」
ドレミー「まぁ、眠らせ過ぎた私の落ち度でもあるのですがね。ひとまずはごきげんよう」
ドレミー「……また来てくれますよね?」
感想
最終更新:2019年04月11日 17:36