(やっちまった……と思うべきなんだろうけれどもな)
あの女の醜いとしか言いようのない悪意に対して○○が気を一時的とはいえ病んでしまい、落ち着けるためにも彼をその妻である稗田阿求のもとに、ひとまず戻した後、上白沢の旦那は稗田夫妻が中に入っている人力車を、遠慮からやや遠巻きにしながら眺めていたが。
上白沢の旦那の心中にあった考えは、あの女がどう考えても酷い状況に置かれること、あの女がその夫と奇跡的に協力できたとしても挽回は望めない、そんな状況に叩き込んだことに対しての後ろめたいながらも確かな愉悦とやってやったと言う小さな達成感を感じていた。

「あの……上白沢の旦那様」
少し悪い笑顔を浮かべていたら、後ろから件のお菓子屋の老婆に声をかけられたので、彼は慌てて表情をいつもの、出来る限り真面目な面持ちを繕った。
「その……差し出がましいとは思いながらも、何も分からないのは落ち着かなくて……それに、何か出来る事は無いのかと言う考えも、勝手ながら」
しかし老婆は単に、今の状況がどうなっているかを気にしているだけであった。
隠すようなことは何もないと、上白沢の旦那はそう考えた。そもそも、もう遅いとも表現できる、もう隠せないと言う状況であると考えた方がより、今の状況に即している表現であろう。
この老婆の耳にも、いずれは届くはずだけれども、その際に人づてともなると尾ひれと言う物がどうしてもついて回ってしまうので、それにちょうど事情を本人以外では一番知っている自分がいるのだから、ここで話すのが一番効率的だろうと思って話をしたが。
「ああ!何という!!」
結果の予想は出来ていたとはいえ、この老婆もやはり義憤と言う物に燃えたぎってしまったし。
……それに、子供を成せない身体ゆえに色々と、考えてしまうと言った部分は、この老婆と稗田阿求はまったく同じような立ち位置にもいるのであった。
上白沢の旦那は目の前にいる老婆をつぶさに観察しているうちに、義憤と一緒に自らに関しても尊厳を傷つけられたような面持ちも出てきた。
稗田阿求の事をおいたわしやと思うだけならば、怒り顔よりも悲し気な顔の方がずっと色濃いはずなのに、悲しさと怒りが半々というか、どちらかがやってきたらもう片方も、先に来た方を増幅させながらやってくると言った様子であった。

「あの女はどうせ私の事も何か言ったでしょう」
子供向けのお菓子屋と言う事もあり、この老婆は品はもちろんだが何よりも優しさのある印象が強いのだけれども、やっぱり上白沢の旦那の中にはこの老婆が烈火のように怒ると言う、そんな発想や想像と言う物がなかったから少しばかりおののいてしまった。
それに、彼女からの質問に対して素直に言ってしまっても良いかどうか、やや迷った。何をするか分からないと思ったからだけれども……それを言わない理由にするのであれば、既に最も何をやるか分からない稗田阿求に事実を隠そうとしなかった時点で、今更何を?と言う理由でしかない。
「ああ……えっと」
また上白沢の旦那の言い淀んだ態度も、言外に答えを提示しているような物であった。
「やはり……まぁ、そういう輩ですからね。良いのですよ、お気を使われなくても」
とは言うけれども、気を使わざるを得ない状況と言える。怒り狂う一歩手前、どう考えても平静とは言えない老婆を前にして何もしないでいられるほど、上白沢の旦那は冷血でもなければ豪胆と言うわけでもないのだから。
だからと言ってどのような言葉をかければいいのか、実に悩ましいと言うか、果たしてまともな答えなどあるのかと言う苛立ちと似たような気持ちまで持ち上がるが、その苛立ちとよく似た感情だけは、この老婆には罪もいわれも無いのだからそれだけは何とか隠した。
「稗田阿求もその気だ。あの夫妻がどうにかしてくれる……夫妻ともに、貴女だけでなく旦那さんの事も考えてくれていますし。ええ、特に○○があの旦那さんと、他人のように思えないぐらいには考えるだろうな……」
上白沢の旦那があの女の言葉を思い出しながら、○○の様子も考えながら喋っているとふいに上白沢の旦那は近視眼的になってしまった。要するに一番の友人である○○の事を何よりも考えてしまった。それその物は友人思いの、とても良い心であるのだけれどもそうは言っても部外者を目の前に、彼はしゃべり過ぎた。


「あの女は夫の事も、何か……?」
この老婆は、上白沢の旦那が口を滑らした以上に彼の仕草や様子に違和感を覚えた。
あるいはこの老婆は子供を成せない身体と言う、本人には何のいわれも無い事で苦労したがゆえに言外の何かを感じ取る能力に、優れざるを得なかったのかもしれない。
どちらにせよこの老婆、一番まずい部分を気づいてしまったと言うべきだろう。また上白沢の旦那も、口を滑らせたかと思いつつも、あの女に対しては手心なんぞもったいないだろうと言う粗雑な、あるいは乱暴な意思しか、上白沢の旦那には出てこなかった。
「まぁ……かなりね。酷い事を」
とはいえどのような事を言ったのか、それを詳細に喋るのは上白沢の旦那の中の良心や道徳心と言う物が、そっくりそのまま言うのを躊躇させた。
自分が言ってないとしても、喋る事だけで自分の魂だとか人品といった部分を汚してしまうような、そんな気すら覚えたからだ。
いっその事、あんなに酷い連中の始末は自分たちに任せてくれと言う様な事を伝えようとしたけれども。
老婆からじっと見つめられると、年季もあるがやはりこれまでの生涯ゆえなのだろうかその力に抗うのが難しかった。
「慣れております、色々と、言われましたから」
それにこんな悲壮な事を言われてしまったら、隠している自分の方が悪い奴のような気がしてしまう。
「ああ……あの女、貴女の事で色々言ったあと、貴女のせいで旦那さんが狐つきになったのではと……」
上白沢の旦那は聞き知った事の全部を言えなかった。やはり、それを口に出すことで自らの人品をも汚してしまうと言う不安が、どうしても拭えなかったからだ。
けれども老婆はその事実を、鼻で笑った。強がっている風にも見えたけれども、似たような暴言をこれまでの生涯において既に出会った事があるのかもしれなかったから、鼻で笑ったのかもしれなかった。
「狐ね」
しかし鼻で笑うような、それはそれで余裕と言えるような感情はあるのだろうけれども、やはり老婆の声は怒りからか、強い声色をしていた。
「まぁお稲荷様は祭っておりますし」
皮肉で返している言葉も、攻撃性が強かった。
「あの女は?」
直接文句が言いたいのだろうか、老婆は張本人の所在を気にした。
言うのは別にいい、たださすがに年齢差を考えれば直接ぶつけるのは、さすがに上白沢の旦那も良くないと、最悪の可能性と言う物をどうしても考えてしまったが。
それ以前の話が存在していた、あの女の顔も見たくなかったのであれからどうなったのか、どこにいるのか、それを全く上白沢の旦那は把握していなかった。

気にはなるのは上白沢の旦那としても同じであった、どこにいるか把握しておいて損はないだろう。
だから上白沢の旦那はさっき、あの場で起きたことを、あの女からの悪意で○○がおかしくなってしまった事を包み隠さずに話したあの奉公人を探した。
幸いすぐに見つかった。
「はぁ……帰ったと言うか帰らせたと言うか。やや迷いましたが役に立つ話が聞けるとも思えませんし、姿を見てまた旦那様が気を病まれたら大変ですので。帰りたそうにしていたので、そのまま……」
「そうですか」
老婆は妙に嬉しそうな声を出した、上白沢の旦那は特にあの女への興味なんぞ持っていなかったから、最初は何も思わなかったが……よくよく考えたらこの老婆の旦那が、子供の死に怒り狂いながらあの女の夫のところ、その家に走って戻っていった。
その上純狐と言う後ろ盾を、あるいは援護を得ながらである。クラウンピースは本人は止めに入るつもりで付いて行ってくれたけれども、どこまでやれるかは非常に疑問である。そもそも本人が段々と疲労からこの件への介入に対して、消極的とまでは言わないが効果的な介入が、それが少なくなっていたとしても仕方がない現象であろう。
……つまりそうとう乱暴な状況が巻き起こっていたとしても、不思議ではなかったしむしろこの老婆はそんな状況を、望んでもいたであろう。
もっと言えば上白沢の旦那ですら。

「私は夫のところに戻ります。ここでの作業は永遠亭もおりますし、考えるべきことは稗田の旦那様、○○様がおりますから」
少しばかり獰猛(どうもう)な笑みを、自分の夫が義憤から暴れてくれているだろうと言う事を想像してか、老婆は所作正しく品よくお辞儀もしていたが、獰猛さは少々隠せていなかった。
最もその獰猛さがどこに向いているかは、上白沢の旦那も奉公人も分かっているので、特段問題にしなかった、それでも奉公人はいっそ面白そうだと言う雰囲気を持ちつつも。
「一人で大丈夫ですか?」
老婆とその旦那だけで乗り込むと言うのに、いくばく等ではない不安を持ったけれども。
「純狐様がお味方してくれております」
晴れ晴れと、そして誇らしそうに口に出してくれた老婆の言葉に奉公人は少しばかり驚いた。
「ジュンコ?もしや、あの純狐の事で?資料でしか見た事はありませんが……」
誇らしすぎて冷静さを少しばかり失った老婆にでは無くて、奉公人は上白沢の旦那の方を見やった。
「ああ、あの純狐の事だ」
上白沢の旦那の答えには呆れのような物があった、純狐と言う存在が強大すぎるがゆえにどうにも想像や発想が漠然とした物にしかならないのだから。
「だから大丈夫だろうな、まぁ、純狐は強いから」
けれども漠然としたなかでも確実な部分がある、純狐の強さだ。
輩の夫婦を制圧するぐらい、純狐にとってはあまりにも簡単であるのは言うまでもないので、心配と言うのはほとんど上白沢の旦那はしていなかった。
クラウンピースと言う歯止め役もいるのだから、最も彼女も疲労と呆れからどこまでやってくれるかは若干疑問であったが、相手があの輩の夫婦であるのならば、特に問題は無かった。

とはいえ、上白沢の旦那にも思う所はあった。
いや、あの女やその旦那の事はかなりどうでも良い。弟の方は、その安否は気になるけれども裏を返せばそれしか気にしていない、せめて弟の方を保護さえできればあの夫婦の事は欠片も気にならなかった。
それよりも自分の事であった。私は何か物になる様な事をやっているのかと言う、根源的な部分に対する疑問であった。
そんな根源的疑問について考えていると、老婆は丁寧に会釈をして歩き出してしまった。
向かう先には旦那と、後ろ盾である純狐に、やり過ぎないように気を配ってくれているクラウンピースもいるけれどもだからと言ったって奉公人だって人間だ、気にならないなんてことは無い。
「俺から○○か稗田阿求に伝えておこうか?」
上白沢の旦那が気を使ってそう言うと、その奉公人は明らかに安堵したような表情を出した。
「そうしていただけると、非常に助かります。やはり里の人間がついていた方が、色々と……純狐を信じないと言うわけではありませんが」
そうは言っても、と言う態度や気配の存在は上白沢の旦那としても理解できる事柄であった。
「ああ、伝えておくよ」
上白沢の旦那は言葉を繰り返して、心配しないようにしてくれるように気を配り続けた。
上白沢慧音の旦那であると言う立場もあり、奉公人は大きく安堵しながらくだんの老婆の後を追いかけて行った。
(伝言だけとは、子供のお使いじゃあるまいし)
あの老婆を守ると言う、言ってみれば役目を得たあの奉公人は意気揚々とは全く違うけれども、それでも小さいながらも使命感と言った物を得て力強く行ってしまった。
となると簡単な言伝だけを持っていく、自分自身に対する情けなさが上白沢の旦那としては募った。

そして折り合い悪く、奥から自分の妻である上白沢慧音が、少なくとも死人がしかも寺子屋の生徒がと言う事情は知っているのだろう、後ろには僧服姿でいる聖白蓮の姿もあった。

聖白蓮とは、雲居一輪絡みの一件以来か……こっちはどっちでも良いが、向こうからしたら出来る限り会いたくないだろうなと言う事を考えたが。
それでもこの事情が事情である、少なくとも上白沢慧音からも聖白蓮からも、以前の醜聞に関する何かは欠片も見当たらなかった。
(……まさか以前の事を気にしているのは自分だけか?だとしたら相当に恥ずかしい事だぞ、痴情のもつれと人死にを同列に扱うなど……)
上白沢の旦那は頭をよぎった発想に、そんな事を頭によぎらせてしまったこと自体に急激に恥ずかしさを覚えたし。
(……そもそも俺は○○のケツを追いかけていただけじゃないか。絶対に必要な葬送の準備だって、結局、慧音がやってくれたし)

上白沢の旦那はさっきからだけれども、ここに来て急速な自己嫌悪の念に襲われて、その表情は苦痛に近い物に変わって言った。
もちろん死んだあの子に対する、どこか忘れていたような事に対する申し訳なさや罪悪感は存在するものの。
上白沢の旦那が覚えていた自己嫌悪の根っこにあるのは、結局のところでは自分が突っ立っているだけであると言う事実をどう取り繕おうとも、解消できないと言う部分であった。

だが幸いな事に――そこに気づけば自己嫌悪はまだもう一段階深まるが――今、上白沢の旦那が苦悶にゆがんだ表情を浮かべているのは状況に合致した表情ではあった。
「ああ、良かった。やっぱりここにいたか!」
夫の姿を見つけた慧音が、彼の方向に向かってとても、本当に悲しいと思っている声を出しながら駆け寄ってくれて、抱きしめてもくれた。
「ああ」
上白沢の旦那は言葉少なげにそう答える事しかできなかった、自分の恵まれっぷりを思いながらも、ガキの使いのような事しかやっていない事に自己嫌悪を覚えながら慧音から抱きしめてもらっていた。

「旦那さん」
少し遅れて、聖白蓮もしずしずと、そしてやっぱり悲し気な表情に雰囲気をまとってくれながら歩いて来てくれた。
少し周りを気にしているのは、同じ女性として魅力を認めつつも勝てないゆえに苛立っている、稗田阿求の事を気にしているのだろうぐらいは分かった。
「少し嫌な事があってな、稗田夫妻ならすぐ後ろにある人力車の中にいるよ」
上白沢の旦那が事実を伝えてくれたら、聖白蓮はやや恐れを見せながらも後ろにある人力車に向かって、今の状態では稗田夫妻が見てくれているかどうか分からないものの、それでも聖白蓮は深々とお辞儀をして言葉こそないがそれでも礼儀正しく挨拶をした。
その時の聖白蓮の姿は、距離が近いからよく見えている上白沢の旦那にとっては少し震えているように見えた。
それでも、彼女は目的を早く済ませようとするような意思や態度は見えなかった。
「ご遺体はどちらに?それから、ご両親にも挨拶をしたいと思いまして。微力ながら、御霊の弔いに命蓮寺も協力いたしますので」
時間をかけて、あくまでも丁寧に行おうと言う態度がしっかりと聖白蓮から見る事が出来た。

「周辺の調査をまだ永遠亭がやっているが……亡骸は向こうにあるが……両親に関しては、その」
ここでようやく、上白沢の旦那は自己嫌悪以外の感情が出てきた。けれどもそれだって、他の物に対する嫌悪と言うおよそキレイではない感情なのだけれども。
「さっき母親の方が、○○に言い訳をしたくてやってきたよ。遺体には興味が無いようで、言いたいことを○○に言い終えたら帰ってしまったよ」
母親の方が○○に言い訳のつもりでぶつけてしまった悪意については、まだ慧音にも聖白蓮にも言わなかったが。
全部を知っている上白沢の旦那は苛立ちの発露をどうしても抑えられなかった。
「帰った?自分の子供が亡くなったのにか!?」
自分の夫が見せる苛立ちの理由に、慧音は幸いにもと言うか不幸にもと言うか理解してくれた。あるいは信じられないと言う気持ちの方が上か、彼女の言う通り母親の行動としては異常である、気持ちは分かるが現場調査の邪魔だからと追い出されたわけでもなく、帰ってしまったと言う事実に慧音は驚いていた。
その信じられないと言う驚きは、聖白蓮の方も同じであったが……同時に嫌な物を察してしまったようでもあった。
「いい親に見えましたか?」
そして何かを確認するように聖白蓮は、上白沢の旦那に質問をした。
「……全然。そもそも今朝がたに、向こうで死んでしまっている兄の方が骨折して寺子屋にやってきたから、明らかに状況が悪いと思って○○に調査を前日に会う約束を取り付けてはいたが、前倒しで今すぐ調査してくれと頼んだ」
「……いい結果ではなかったのですね」
聖白蓮のこの言葉に、上白沢慧音も苦悶の表情を浮かべた。診断結果は慧音にだって、当然八意永琳は渡しているのだから。
「つまり骨折は」
聖白蓮がもう一度、言葉を出した。彼女はもう気づいているような物であったけれども、それでも上白沢夫妻のどちらからでもいいから、ちゃんと聞いておきたかった。
「明らかに故意だ、事故ではない」
ついに慧音が観念したように言葉を出した。

「ああ……」
聖白蓮は、やっぱり等とは言わなかったけれども態度と雰囲気でそう言ったような物であった。
悲しさは聖白蓮から十分に感じられるが、やはり、怒りはあった。
「ご遺体、命蓮寺で預かっても?」
そして少しばかりの、上白沢夫妻に対する非難めいた感情も続く言葉に乗せられていたように上白沢の旦那は感じたが、間違いではないだろう。
「ああ……あの夫妻がまともにどこかの檀家をやっているとは思えんからな」
慧音がそう言ってから、夫である彼の方を見て良いか?と言うような事を目配せで問いかけてきたが、反対するような理由はどこにもない。
「ああ。八意先生の調査が終わったら、そうしてくれ。その方が弔いもまともにされるだろうから」
上白沢の旦那も短く、そう答えた。
「そんな年齢じゃありませんけれどもね」
聖白蓮は相変わらず所作正しく、礼儀もよかったが。上白沢夫妻の横を通り過ぎて、あの子の遺体へと向かう際に、明らかな嫌味を叩きつけてから向かって行った。
後に残された上白沢夫妻には、いたたまれない気持ちと悔しさや罪悪感が募るばかりであった。
だが上白沢の旦那はいたたまれなさと悔しさと罪悪感と一緒に、鮮烈な感情もあった。
気づけなかったことが帳消しになるわけではないが、自らのケツを自らで拭きたいと言う。
調本にたちへの処断を、自らの手で行いたいと言う欲求が上白沢の旦那には出てきた。
それは自分がもう少しまともになるためにも必要な、そんな気すらしてきたのだから。





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最終更新:2022年02月09日 22:19