霊夢/5スレ/158





「うー、ふっ、暑い。なぁ、霊夢」
「んー、あぅ、な、なに……ふぁ、○○ぅ」

よろよろと、俺は布団から起き上がる。
二本の足で踏ん張り、取り敢えず風呂場へ。体中汗ベタベタだ。
夏だし、湿気凄いし、運動後だし。

「やっぱ、軽いとはいえ、常時、はきつい、よ。う、そろそろ、やめないか?」
「うー、だって、だってずっとずっと一緒に居たいんだから。離れたくないんだからぁ……あう、ちょ、震動、されると、あ」

そんな事言っても、ハマちゃんとミチコさんだって常時とまではいかないんだぞ?
それにあれだ、汗だくさから手が滑って不安定この上ない。
いろんな意味でつゆだく。2人分のいろんな液体が、俺の足下にポタポタ伝って歩きにくい。

「お前が病んでても受け容れると決意したのは俺だけどさ、ちょっと、ヤリ過ぎじゃ……ぬあああ、締めるな、上下同時に締めるな!」

首を絞めつつ、額から汗をダクダク流しつつ、霊夢がジト目、そして半分上気した目で見上げてくる。
俺以外は何も要らない、あんたが居れば後は要らないなんて言われたら、病んでても愛しちゃうでしょそりゃ。
くぅぅぅ、こんな非常事態でも、何だか可愛くなる。可愛いのは正義だぜ。病んでても。

それでも、物理的にきついもんはきついんですよ、はい。
あ、確かに霊夢はきついんですけどね。体重は軽いけど、性格とか、あっちとか、あっちとか。

「そ、そんな、真似、されると不安定……おあっ!?」
「きゃあ!!」

見事2人でずっこけました。
まだ寝室から出る前だったんで、畳の上で怪我無しでした。

………………霊夢が転倒のショックで局地的に痙攣を起こしました。
フュージョンを解除出来ません。どうもありがとうございました(ry

「お弁当~お弁当~は如何~駅弁~駅弁っ」

現実逃避とばかりに、駅弁売りの真似事をしてみる。
ああ、もう一度新横浜駅の焼売弁当食べたい。








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最終更新:2019年02月09日 18:26