レミリア「私、ヤンデレになってみようと思うの」
咲夜「それってなろうと思ってなるものなんですか?」
レミリア「細かい事は気にしないの」
咲夜「しかし、〇〇さん相手にヤンデレですか……何というか、頑張ってくださいね」
レミリア「ええ、絶対に〇〇を私のとりこにしてみせるわ」
咲夜「…そういうことを心配してるんじゃないんですけど……」
レミリア「あなたの運命は、私のもの」
〇〇「そーなのかー」
レミリア「そう。私があなたの運命を少し改変してしまえば、あなたはもう私のものになるしかないの
今のままじゃ、あなたは他の女にたぶらかされるかもしれないじゃない
そんな間違った運命を私が修正してあげるの どう? 嬉しいでしょ」
〇〇「……冗談じゃねぇぞ」
レミリア「なぁに? 誰か心を寄せた女でもいるの? 大丈夫、運命が変わってしまえばそんな思い違いは無かった事になるから」
〇〇「それが冗談じゃねぇって言ってんだ! いいか!
運命なんぞ改変しないでも、俺はレミリアと永遠の愛を誓い合う運命だと決まってんだよ!」
レミリア「……え?」
〇〇「運命をいじくれば思いは無かった事になる?
それならただ今構想中の〔告白から数十年後俺吸血鬼化、そして更なるイチャへ〕計画はどうなるんだ!?」
レミリア「え……あ…え……」
〇〇「ところで子供の名前は何にするんだ!?」
レミリア「き、今日はこのくらいでかんべんしてあげるわっ!」
〇〇「あ、待て! レミリアァァァァッ!! カムバァァァァァック!!!」
レミリア「さくやぁ~~~」
咲夜「やっぱり負けましたか。悩むのやめた馬鹿は強いといいますけど……」
レミリア「いきなり永遠の愛とか言い出して……あのバカ~~!!」
咲夜「お嬢様、いくら病んでみてもあの馬鹿は止まりませんよ。両思いなんですし、いっそプロポーズをお受けになったら」
レミリア「……嫌よ、恥ずかしいじゃない」
咲夜「えー……」
最終更新:2010年08月27日 15:36