よおっす、○○。随分浮かない顔してるじゃないか。
こんな時には酒がいいよ。そら、一杯やろう。
え? 酒なんて見たくも無い? ひっどいなあ、それって私を否定することそのものじゃないか。
優しい○○がそんなことするんだぁ、へぇ。
そうそう、素直に付き合えばいいんだよ。素直にね。
いんやあ今夜はいい月だ。○○と一緒になったのもこんな月だったねえ。
いやはやお前さんにあんな度胸があったとは私も驚いたよ。

……あぁ? なんでお前さん、泣いてんだよオイ。
それはあれか。私はそんな簡単にメソメソしてくれるような男に襲われたってわけか。
いい度胸してんじゃないか!!(カ゛チャン!
いいか、お前は私に償わなくちゃあならないんだよ! 
お前が生きるのはどんなに長くても百年、たった百年間だけだけどな!
たいしたことはやれないことはわかってる。
けど最初から償う気が無いってんならこの場で首を引きちぎってやってもいいんだ!!
……フン、酒が不味くなった。今夜はそこでずっと土下座しながらごめんなさいって言ってろ。
くそったれめ。

ああ私に謝ってる○○、かっわいいなぁ。もっと怒ってやってもよかったかも。
あの薬師に作らせた薬、本当に効果抜群だよ。
酒に混ぜるだけであんな朴念仁が野獣に早変わりってんだから。
ウサギ一匹捕まえるだけで薬師を奴隷に出来たのは大儲けだね。
さーて○○? もう私はお前を一生許してあげないよ。
これからも、ずーっと一緒だね……ふふふ。


ヤンデレsuica。
こいつはきっと豹変型ヤンデレが似合うと思う。
最終更新:2011年03月04日 01:43