妖夢「〇〇さんに私だけを見てもらうため、今日から私はヤンデレになります!」
幽々子「そう? よくわからないけど、がんばってね」
妖夢「はい」
幽々子「……でも、今までどおりご飯は作ってね」
妖夢「はい!」
ヤンデレパターン1 監禁
〇〇「あれ、障子が開かない? 歪んだのかな」
妖夢「ええ。この屋敷の出かたを知ってるのは私だけ。あなたはもうここから出る事はできません」
〇〇「ふーん(バンッ!)」
妖夢「ええっ、畳返し!?」
〇〇「それじゃ床下通って外出てはずすから、障子の歪んだ部分を削ってくれるかな」
妖夢「え?」
〇〇「あ、鉋(かんな)なんてここには無いか。なら一緒に村へ買いに行く?」
妖夢「そ、それって」
〇〇「あはは、これってデートかな。でも買いに行くのが鉋じゃムードでないよね」
妖夢「そんなことないですっ!」
〇〇「じゃ、行こうか」
妖夢「……手、繋いでもいいですか?」
〇〇「いいよー」
幽々子「お茶おいしいわ~」
ヤンデレパターン2 拘束
〇〇「ねえ、何で僕の右手と妖夢の左手に手錠がかけられてるの?」
妖夢「こうしておけば、、〇〇さんは私といるしかなくなりますから。あ、先に言っておきますがこの鎖は切れませんよ
わけてもらった鬼の鎖を加工したものですから」
〇〇「ふーん(カチャッ)」
妖夢「ええっ、外れた!?」
〇〇「鍵穴無かったから、鎖と手錠の接合面に針金突っ込んでチョチョイとやったら外れたよ。ついでに妖夢のも(カチャッ)」
妖夢「……いや、おかしいですよ! 鬼の鎖は一度絡め取ったものは逃さないはずなのに!」
〇〇「はいはい。それはいいけど、今日のお昼ごはん 何?」
妖夢「あ、今日は暑いのでそうめんにしようかと」
〇〇「じゃあ僕は天ぷら揚げるよ、じつは美味しそうな白魚買ってきたんだ。これを野菜と一緒に揚げて……」
妖夢「かき揚げですか、私も大好きです」
〇〇「ご名答。あともう一つ、妖夢の大好きな物があるよ。寒天…蜜…白玉…餡子……バニラアイス」
妖夢「クリームあんみつですか! ありがとうございます! 〇〇さん大好きです!」
〇〇「嬉しいこといってくれるじゃないの。それじゃ、ご飯作ろうか」
妖夢「はい!」
幽々子「桜餅おいしいわ~」
ヤンデレパターン3 脅迫
妖夢「〇〇さん! あなたは他の女の事なんて見ちゃダメです。これからは私だけを見てください!」
〇〇「もし見たら?」
妖夢「斬ります」
〇〇「ふーん(じ~~~っ)」
妖夢「……そんなにじっと見ないでください」
〇〇「……」
妖夢「な、なんで顔を近づけるんですか?」
〇〇「妖夢のことを、もっと見たいから」
妖夢「だめですっ! これ以上近づいたら……唇が……触れてしまいま……」
〇〇「駄目?」
妖夢「だ だ、駄目じゃないですけどっ ないですけどないですけど……あわわわわ はうっ」
〇〇「あれ、妖夢 妖夢ー? 気絶しちゃった……そんなに嫌だったのかなぁ ショックだ……
まあでも、妖夢も他の女見るなって言ってたし、寝顔見てる程度なら罰は当たらないよね
……はぁ かわいいなぁ……」
幽々子「羊羹おいしいわ~」
ヤンデレパターン4 依存
妖夢「あなたがもう私から離れられないように、両手か両足いただきます」
〇〇「僕はまだジオングにもビグザムにもなりたくないなぁ」
妖夢「それでは、私は両足を選びます。足が無くなれば、あなたはどこにも行けなくなりますから」
〇〇「ふーん(カーン)」
妖夢「弾かれた? ああっ、それは以前手錠にした鬼の鎖!?」
〇〇「やっぱり頑丈だね、これ」
妖夢「しかも絡み付いてきた!?」
〇〇「投げただけなんだけど、ほんとに便利だなぁ」
妖夢「う、動けない……」
〇〇「さて、健全な青年が縛られた女の子を前にして考える事は一つなんだけど」
妖夢「……」
〇〇「妖夢が嫌なら、このまま解くよ。もう襲われるのはかんべんだけどさ」
妖夢「嫌じゃ……ないです」
〇〇「ホントに?」
妖夢「(コクン)」
〇〇「あ、あのさ、こんな状況で言うのもおかしいと思うけどさ
……僕 妖夢のこと、ずっと前から 好きだったんだ」
妖夢「……私も、あなたのことを、ずっと前から、愛していました」
幽々子「お団子おいしいわ~」
幽々子「妖夢、これで寿退社かしら?」
妖夢「いえ、幽々子様のお許しがいただければ、〇〇もここで住み込みで働きたいと」
幽々子「もちろん大歓迎よ。あと、二人じゃなくて〔三人〕でしょ?」
妖夢「はい。あと半年ほど先の話ですけどね」
幽々子「こううまくいったのは、あのヤンデレというもののおかげかしら」
妖夢「そうですね……そうと言えばそうですし、違うと言えば違うような……」
幽々子「?」
最終更新:2011年03月04日 01:07