永遠亭 ○○の部屋
○○「う、うーーん」
鈴仙「だ、大丈夫ですか○○さん」
輝夜「てゐーーーー!また○○を騙したわね!」
永琳「迷いの竹林の誰も知らない場所に八雲紫が隠した埋蔵金があるなんて、よくもそんな嘘がつけるわね!」
輝夜「しかも、そこは迷いの竹林で一番危険な場所じゃない!そこへ行った○○が大怪我よ!」
妹紅「私が見つけなかったら死んでたぞ!」
てゐ「うさーーーー」
鈴仙「反省してませんね師匠」
永琳「毎回お仕置きしても、全然懲りないんだから困ったものだわ」
輝夜「永琳、○○の傷の具合はどうなの?」
永琳「全治2ヶ月です」
輝夜「まあ命に別状が無くてよかったわ、妹紅ありがとう借りが出来たわね」
妹紅「じゃあ借りを返して貰おうか、死んでくれ」
輝夜「死ねるかーーーー!!」
輝夜の部屋
輝夜「てゐ!何でいつも○○を騙すの!」
永琳「先月の貴方に騙された回数第1位は○○さんよ、しかも5ヶ月連続」
妹紅「おまえ○○さんに恨みでもあるのか?」←永琳に晩御飯に誘われた
てゐ「恨みなんてないよ、だって私は○○の事が好きだし」
妹紅「好きな子にワザと意地悪するアレか」
てゐ「そうよ」
輝夜「それでも少しは加減しなさい!今回、もう少しで○○が死ぬ所だったのよ!」
永琳「てゐ、○○さんに嘘ばっかりついてたら仮に告白しても嘘だと思われて相手にして貰えないわよ」
てゐ「えっ」
妹紅「今回は死にかけたしな、もう何を言っても嘘と思われるんじゃないのか」
てゐ「‥‥‥‥‥‥」
1ヶ月半後 輝夜の部屋
鈴仙「姫様大変です○○さんがいません!」
輝夜「何ですって!後2週間は寝てないとダメじゃない!」
鈴仙「後、てゐもいません!」
輝夜「えっ」
続く
200の続きです
てゐの別荘
○○「ここは何処だ?俺は部屋で寝てた筈‥‥‥それに何だ?この首輪は」
てゐ「ここは私の別荘よ、この場所は姫様達も知らないわ」
○○「てゐ!」
てゐ「○○に話があってね、寝てる所を担いで連れて来たの」
○○「話だって?」
てゐ「実は私、○○の事が好きだったんだ」
○○「おまえは好きな人に誘拐みたいな事をするのか!いつも嘘ばっかり言ってる癖にもう騙されないぞ!」
てゐ「やっぱりか‥‥そうだよね」
○○「俺は帰るぞ!体はまだ痛むが歩ける様にはなったからな」
てゐ「ダメだよ、この別荘から外に出ようとしたら首輪が爆発するよ」
○○「爆発だって!」
てゐ「そうよ、火薬の量は少ないから死にはしないだろうけど爆発したら凄く痛い思いをするよ」
○○「誰がこんな仕掛けを‥‥そうかにとりか」
てゐ「そう、私がにとりに頼んで首輪製作と別荘の改造をして貰ったの」
○○「何が目的なんだ?」
てゐ「私が嘘じゃなく真実しか言わない事も出来るって○○に信じて貰いたいの、だからここで真実だけの生活をして
分かって貰おうと思って」
○○「真実だけの生活だって!」
てゐ「すぐに分かるよ、さあ朝食の用意は出来てるよ」
○○「なんで俺だけ二人分あるんだ?」
てゐ「片方に毒が入ってるよ、死にはしないけど三日三晩は苦しむよ」
○○「毒だって!」
てゐ「大丈夫だよ教えてあげる毒が入ってるのが右で毒が入ってないのが左だよ
さあ私の言ってる事は真実だと思う?それとも嘘だと思う?
ちなみに3分たっても食事を一口でも食べなかったら首輪の起爆ボタンを押すよ」
○○「そ、そんな!」
○○(てゐは今まで嘘ばっかり言っていた、今回も嘘かもしれない‥‥首輪の事も嘘なのかもしれない‥‥‥
でも、もし真実だったら)
てゐ「さあ早く選んで食べて」
○○「くっ」
てゐ「あっ左を食べてくれたね、私の言った事を真実だと信じてくれたんだ、ねっ毒は入ってなかったでしょ」
○○(心臓に悪いぜ‥‥‥てゐはいつも嘘をついてたから選ぶだけで凄く疲れる)
○○「もういいだろ帰らしてくれ」
てゐ「何を言ってるの?真実だけの生活は始まったばかりだよ、ここの生活で私が真実だけしか
言わない事も出来るって知って貰うの」
トイレ
てゐ「トイレに行くには、そこの扉を開かないとダメだよ」
てゐ「4桁の番号を入力しないと開かないよ、今からニ通りの番号を教えるね、4912と6725だよ
一つが扉を開く番号でもう一つの番号は入力したら電流が流れるよ、死にはしないけど気は失うでしょうね
教えてあげる扉を開くのは6725で電流が流れるのは4912だよ、ちなみに番号は毎回変更するからね
さあ私の言ってる事は真実だと思う?それとも嘘だと思う?3分たっても番号を入力しなかったら分かってるね」
薬
てゐ「体が痛むの?大丈夫だよ薬をあげるよ」
てゐ「2種類の薬があるよ、一つが痛み止めの効果があって、もう一つが痛みが5倍になる効果があるよ
教えてあげる痛み止めの効果があるのは左で痛みが5倍になる効果があるのは右だよ
さあ私の言ってる事は真実だと思う?それとも嘘だと思う?3分たっても飲まなかったら分かってるね」
布団
てゐ「暗くなってきたし、そろそろ寝ようか」
てゐ「○○用に二つ布団を用意したよ、一つが普通の布団、もう一つには毒針を沢山入れてあるよ
刺さったら苦しくて寝れないだろうね、暗いから目で判断は不可能だよ布団に入るまでは分からない
教えてあげる普通の布団は右で毒針を入れてある布団は左だよ
さあ私の言ってる事は真実だと思う?それとも嘘だと思う?3分たっても布団に入らなかったら分かってるね」
1ヶ月後
てゐ「もうそろそろいいかな、ねえ○○、私が真実しか言わない事も出来るって分かって貰えた?」
○○「‥‥‥ああ」
てゐ「じゃあ私が○○の事が好きだって真実で言ってるのも分かって貰えた?」
○○「分かったよ‥‥‥」
てゐ「じゃあ恋人にしてくれるよね」
○○「断る!」
てゐ「‥‥‥‥‥どうして‥‥やっぱりまだ私の事‥‥嘘しか言えない女だと思ってるんだ
だから断るんだ!」
○○「違う、こんな事する女を恋人になんて出来るか!」
てゐ「こんな事をする原因は○○にあるの、私の事を嘘しか言えない女だと思ってるから」
てゐ「仕方ないわね、真実だけの生活を延長しましょう、○○が分かってくれるまで
私の事を好きになってくれるまで」
最終更新:2011年03月04日 00:54