霊夢編
博麗神社
紫「やっほー霊夢、元気にしてた」
霊夢「紫、何か用?」
紫「貴方に聞きたい事があってね、○○さんの事どう思ってるの?」
霊夢「別に何とも思ってないわよ(言える訳ないじゃない)」
紫「あら、好きじゃないの?だって○○さんと話す時、何時も嬉しそうだし」
霊夢「き、気のせいよ(流石ね紫、見抜くなんて)」
紫「素直じゃないわね、うかうかしてると他の娘に○○さんを取られるわよ○○さんを好きな娘はいっぱいいるんだから」
霊夢「それ本当なの紫!」
紫「本当よ、あの
レミリアだって○○さんが好きなんだから」
霊夢「えっレミリアも、他には?」
紫「○○さんと知り合いの娘は、ほぼ全員じゃないかしら」
霊夢「○○の知り合いって妖怪がほとんどじゃない、○○は人間なのよ!」
紫「それは関係ないわよ幻想郷は人間と妖怪が共存する世界なんだから」
○○「おーーい霊夢、遊びにきたぞ」
紫「あっ○○さんが来たわ、それじゃあね霊夢」
○○「あれ紫さんと何か話していたの?」
霊夢「何でもないわよ、悪いけど用事があるから出かけるわゴメンね」
○○「おい霊夢」
八雲家
紫「これだけ霊夢に言っとけば、霊夢も素直になるでしょう」
藍「紫様、何故このような事を?」
紫「霊夢には恋をして貰いたいのよ、愛するという事をよく知って貰いたいの」
藍「確かに霊夢は人間にも妖怪にもさほど興味はないですし誰に対しても優しくも厳しくもない平等な性格ですが」
橙「らんしゃま、それ博麗霊夢wikiの文章そのままだー」
藍「シーーーッ!橙、黙ってれば分からないさ」
紫「愛するという事をよく知って貰って霊夢には良い方向に変わっていって欲しいのよ、今のままじゃちょっとね」
紅魔館
レミリア「何なの話って?」
霊夢「レミリア!○○の事、好きなんでしょ!」
レミリア「何、バカな事を言ってるのかしら(ど、どうして私が○○の事を好きなの知ってるのよ)」
霊夢「そう言えば○○と話してる時、何時も嬉しそうにしてたわね」
レミリア「吸血鬼の私がたかが人間と話して嬉しい訳ないじゃない(バ、バレてたなんて)」
霊夢「じゃあ○○の事、嫌いなの?」
レミリア「嫌いとかじゃなくて哀れに思うわ、きっと同じ人間に相手にされないから
私と話をしたりしてるんでしょ(○○ごめんなさい私は酷い事を言っています)」
霊夢「○○の事をそんな風に思っていたの!見損なったわレミリア!!」
レミリア「○○の事なんかで話をしにくるなんて不愉快だわ帰ってよ!(違うわ私は○○を立派な人間だと思っている)」
霊夢「貴方とは絶交よ、これだから妖怪なんて!(紫、騙したわね!好きどころか嫌ってるじゃない!)」
レミリア(どうして私は素直になれないのかしら)
3週間後、八雲家
藍「紫様、霊夢が○○さんを好きそうな妖怪達に聞き込みをして回っています」
紫「それで妖怪達は何て返答したのかしら?」
藍「霊夢に退治されるのが怖い妖怪や素直になれない妖怪ばかりですので、○○さんを嫌いだと言ったりバカにする発言をして
霊夢の怒りを買っています、退治はされませんでしたが殆どの妖怪が霊夢に絶交されています」
紫「何ですって!これは予想してなかったわ‥‥もしかしたら悪い方向に変わってしまうかもしれないわ‥‥‥」
○○の家
霊夢「○○、暇だから来てやったわよ」
○○「どうしたんだい、霊夢が家に来るなんて」
霊夢「たまにはいいじゃない(○○‥‥貴方は本当は妖怪達から嫌われてるのよバカにされてるのよ」
にとり「○○遊びに来たよ(○○のいない所で嘘でも酷い事を言ったから謝らないと)」
○○「にとりいらっしゃい」
霊夢「にとりですって!」
にとり「げっ霊夢!」
霊夢「どうして貴方が○○の家に来るの!(貴方は○○の事を機械音痴のバカだから嫌いって言ってたじゃない)」
○○「どうしたんだい霊夢?にとりは俺達の友達じゃないか」
にとり「そ、そうだよ友達だよ(まずい、前に霊夢に○○の事で絶交されたんだっけ)」
霊夢(友達に機械音痴のバカだから嫌いって言うの!○○が人間だからバカにして楽しんでるのね!)
○○「霊夢?」
霊夢「悪いけど帰るわ(妖怪なんて嫌い!大嫌い!○○を騙して楽しんで!!)」
○○「来たばかりじゃないか霊夢、行ってしまったか」
霊夢(○○を愛してるのは私だけなのね‥‥‥私、素直になろう)
3日後、博麗神社
○○「話ってなんだい霊夢?」
霊夢「あのね○○‥‥‥私、凄く欲しいものがあるの」
○○「欲しいものって?俺あんまり金持ってないぞ」
霊夢「貴方の愛が欲しいの!○○!!」
○○「えっ」
霊夢「貴方の愛をくれるなら、私の愛を‥‥いえ心も体も全てをあげるわ!
だからお願い!貴方の愛を私に下さいお願いします!!」
○○「霊夢‥‥‥」
霊夢「お願いします‥‥お願いします‥‥愛を下さい‥‥‥うっ、う、ぐすっ」
○○「泣くなよ霊夢、俺の愛でよければあげるよ、だから泣き止んでくれ」
霊夢「いいの‥‥私なんかに‥‥‥本当にいいの?」
○○「俺は霊夢が一番好きなんだから、いいよ」
霊夢「あ、ありがとう○○!ありがとう!ぐすっ、うわーーーん!!」
○○「泣き止んでくれって言ったのに」
霊夢「だって嬉しいんだもん!凄く嬉しいんだもん!○○ーーーー!!」
○○「今日から、俺達は恋人同士だ霊夢」
霊夢「うん」
霊夢「ところで聞きたいんだけど一番って事は他にも好きな娘がいたの?」
○○「この幻想郷にいる妖怪達だよ、みんな優しい娘達だよ、でも友達としてだから気にしないで」
霊夢「そ、そう(こんなに良い人の○○の心を弄んで楽しんでるなんて許さないわ妖怪共!)」
○○「霊夢?」
霊夢「○○、今日から私は貴方の為だけに生きるわ、そして戦う!」
○○「そ、そう?ありがとう霊夢」
霊夢(私の愛する○○をコケにした妖怪共!一人残らずコロす!!)
2ヶ月後、八雲家
藍「紫様、レミリアが霊夢に敗れ死亡しました!」
紫「幽香に続いてレミリアまでもが‥‥‥」
藍「いずれここにもやって来るでしょう」
紫「まさか霊夢の力がこれ程だったなんて読めなかったわ」
橙「らんしゃま大変だよ!霊夢が来たよ!」
藍「バカな!早過ぎる!」
霊夢「あら三人共、ひさしぶりね」
紫「霊夢どういうつもりなの!妖怪達を次々とコロしていくなんて!!」
霊夢「私の敵だからよ、○○をコケにした妖怪共は許さないわ!」
藍「待て、我々は○○さんの事を悪くなど言っていない」
紫「私達だけじゃないわ、他の妖怪達も本心では○○さんの事を‥‥‥貴方は誤解してるのよ」
霊夢「私も人間だから騙そうとしてるのね妖怪なんて信用出来ないわ!」
紫「貴方は幻想郷の妖怪を滅ぼすつもりなの?」
霊夢「そうよ!博麗の巫女の役目は異変の解決よ!邪悪な妖怪がいる事自体が異変なのよ!」
紫「邪悪な妖怪ですって!妖怪達が何をしたっていうのよ!」
霊夢「あんなに良い人の○○をコケにするなんて邪悪以外にないじゃない!」
紫「貴方に恋をして貰おうと考えたのは間違いだったわ霊夢ーーーー!!」
霊夢「遺言なら、もっとマシな事を言うのね紫ーーーー!!」
それから半年後、幻想郷から妖怪は一人もいなくなった
博麗神社
霊夢「今日も、賽銭箱にお賽銭がいっぱい入ってたわ」
○○「それにしても凄い金額だね」
霊夢「私は人間を滅ぼそうとした妖怪共を倒した英雄ですもの当然よ」
○○「彼女達が人間を滅ぼそうとしてたなんて‥‥‥」
霊夢「○○はアイツ等に騙されていたのよ、それとも私の言ってる事が信じられないの?」
○○「いやゴメン、愛する人の言う事を信じられなくなったら終わりだよね信じるよ」
霊夢「ありがとう○○、私とても幸せよ」
最終更新:2010年10月13日 00:48