雑貨屋の店主に頼まれて人里から生活物資を運んで行く途中、花畑に出会った。
見事な向日葵畑なので見とれていると、日傘を差した女性が近付いてきた。
何をしているのかと聞かれたので、花畑が見事だと素直に言った。
「きっと、此処を管理している人は素敵な感性の持ち主なんでしょうね」
彼女は、にっこりと笑った。


数時間後、花畑の主が魔法の森の雑貨屋に来て店主が注文していった物資を置いていった。
○○はどうしたのかと聞いたら、ウチで永久雇用する事にしたので問題ないと言われた。
ああ、そうかと雑貨屋の店主も納得し、日課の読書へと戻っていった。
全ては、幻想郷の日常の一コマである。

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最終更新:2011年03月04日 01:21