面と向って迫ってくる相手より、ストーカーの如く姿を現さないタイプが拒絶される気がする

狂愛の世紀

第1集 惨劇の幕開け
第2集 大量神隠しの完成
第3集 それは白玉楼から始まった
第4集 ワーハクタクの野望
第5集 幻想郷は地獄を見た
第6集 愛の旗の下に
第7集 強者の○○争奪
第8集 狂気の中の純愛
第9集 大妖怪の衝撃
第10集 少女達の暴走果てしなく
第11集 YANDERE

それは、ひどく不気味な光景だった。
あの女は、足元で傷つき苦悶する人妖達よりも、無傷で腰を抜かしているだけの自分の事の方をずっと心配していたのだ。
得体の知れない感情がこみ上げてきた。
                       ――○○の手記


確かに私は彼の返事をもらうことが出来なかった。
しかし、私が彼を愛しているのと同じように、彼もまた、私を愛しているであろう事に勇気付けられた。
私の存在が○○の心で大きくなっていることを、名実ともに明らかにしたのである。

                       ――ある少女の回想より

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最終更新:2011年03月04日 01:59