――っ痛ー。
いくら少量とはいえ、血が減ると感覚が狂っていけないや。

……あ。

み、見てたんですか咲夜さん!?
ああ、恥ずかしい……
いやだって、いいトシした大の男がすっ転んでるなんて……
へ?あ、いいですよこれくらい。
図書館に入り浸る条件なんですから。
――いいんですか?
お気遣いありがとうございます!
咲夜さんの料理、美味しいから俺、大好きなんですよ。
楽しみにしてますね。

――あ、さっき俺が転んでたこと、絶対に秘密ですからね?
特にパチェ……リー様には。
何ですかそのにやけ顔。
まさか誰かにバラすつもりじゃ……ちょっと、咲夜さん?

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最終更新:2010年08月26日 23:54