魔理沙/7スレ/802
頑張ってみたけど、やっぱり微妙な内容になった…。毎度のことながら理解と容赦をお願いします。
趣味である山登りの最中に、幻想郷へ迷い込み妖怪に襲われそうになった所を白黒の魔法使いである霧雨魔理沙に助けられた。
パニック状態だった自分の前に颯爽と現れ、あっさりと妖怪を倒して振り返った時に「大丈夫か?」とはにかんだ笑顔がとても眩しくつい。
〇〇「可愛い。」
と言ったら顔を真っ赤にして、さっき妖怪を倒した光線を撃ってきた。
とりあえず今度は逆にパニック状態になった
魔理沙を何とか落ち着かせて、幻想郷の説明を受けた。
〇〇「へぇ~、何か凄い所に来たんだなぁ…。」
魔理沙「さっきまで命の危険に晒されていたのに恩人に向かって…か…『可愛い』って言う奴も凄いんじゃないか?」
他愛もない会話をしながら人里に案内してもらい、優しい里人の方々の厚意でしばらく里にある空き屋に置いてもらうようになった。
その間、魔理沙が来ては幻想郷の色んな所を半ば強制的に案内してもらいながらも知り合いを広げて行った。
一緒に行動するとお転婆だけど社交的で明朗活発な魔理沙がさらに眩しく見え。つい会う度に
〇〇「可愛い魔理沙ちゃん。今日はどこに連れて行ってくれるんだ?」なんて言うと
魔理沙「毎回、毎回、命の恩人をからかいやがって。今すぐに地獄へ叩き送ってやろうか?」
と半分本気に見える会話を毎回しながら過ごしていた。
半年が過ぎたある日、博麗神社で催される宴会に呼ばれて行ってみたら知り合った人、妖怪、神様が多数いて騒いでいた。
そこで博麗の巫女である霊夢と幻想郷の管理人である紫さんに話をつけた。
それは、「そろそろ向こう【外界】へ帰りたい。」と思いの旨を伝えると、あっさりと了解した。
そして、この宴会の場を借りて挨拶をすると周りからは「寂しくなる。」や「よーし、だったら今日はとことん飲もう〇〇!!」とお酒を進められた。
その中にさっきまで騒いでいた魔理沙の姿は無く、「酔ったからどこかで休んでいるのかな?」と思っただけだった。
宴会も終わり、人里の守護者である慧音さんに送ってもらい自分の小屋に帰り酒が入っているから早々と眠った。
目が覚めたら見慣れない風景に困惑し体を動かそうにもジャラッと金属音が聞こえて手足を見ると鎖で捕まっていてかろうじて動かせる首を回すと隣に魔理沙がいて、すぐにこれは彼女の仕業だと理解した。
魔理沙は俺の頬を撫でこう言った。
魔理沙「ひどいぜ〇〇?命の恩人に恩返しをしないで帰るつもりだったのか?私でも借りたのは返そうと心がけてはいるんだぜ?まぁ、でも大して何も持っていない〇〇に無理は言えないから簡単なことで恩返し出来る方法があるぜ?」
そう言うと彼女は笑いながらこう言った。
魔理沙「それはお前の残りの人生を全て私が貰うんだ。な、簡単だろ?」
いつもは眩しく見えた笑顔が、今は濁って歪んだ笑顔に見えた。
感想
最終更新:2019年02月09日 19:25