ちょっと前に「世界一受けたい授業」であったの漢字の成り立ちの授業を見てなんとなく思いついた。
「女」って字が入った漢字を意識したら駄文なりました。
それでもいいならどうぞ。






昔から女性には不思議な力があると言われている。
恐山のイタコや沖縄のユタや神女【ノロ】は女性だ。
また神社の巫女さんもそうだし、御伽話とかで魔法使いは大概は魔女だ。
それに漢字にも「女」って字が入っているのが多数あり、その様が表している。
「女の勘」と言うのも当て嵌まるだろう。

さらには、外の世界から隔離され、忘れられたのが流れつく幻想郷には妖怪が沢山いて、妖怪の「妖」の中にもまた【女】が入る。

半年前、趣味の山歩きの途中で山道からうっかり踏み外し落ちてしまい幻想入りした青年〇〇。
当初は戸惑いや不便さもあったが住めば都。
人が優しい、雄大で綺麗ですごしやすい風土、美味しい食べ物と魅力的だった。
そして、色々な種族の綺麗な美女や美少女達とも知り合った。

しかし郷愁の念は突然沸くもの。
そろそろ外界に帰りたくなりある日、博麗神社での食事に呼ばれた〇〇
到着すると博麗の巫女とスキマ妖怪もいて食事の準備がすでに出来ていた。
全員が集まったところで美味しい料理を食べ始める。
今この場で博麗の巫女と幻想郷の管理人であるスキマ妖怪に思いの旨を伝えようとした。

するとー、それまで楽しく話していた二人が静まり、にこやかな満面の笑みで〇〇に問い掛けてきた。

霊夢「いやよ〇〇さん。何で?何で帰るの?此処が嫌いになったの?」

紫「〇〇、外界で真しやかに語り継がれている【隙間女】の話を知っているかしら?見つかると引き込まれるのわかるかしら?」


〇〇「え?何で二人とも、自分が帰りたいのを?いや、帰さないって何で…。」
愕然する〇〇に先程とは違った、濁った目と歪んだ笑顔で躙り寄る二人。

紫「あなたの心のスキマを見ればわかるわ。大丈夫、あなたの心のスキマは埋めてあげるわ。」

霊夢「私は巫女の感よ。それに楽園の素敵な巫女だって【自分なりの楽園】を見つけたら離れたくないわよ。」

〇〇「い…嫌だ…帰りたいんだ。」
後退る〇〇

紫「安心して〇〇さん。私達、二人はあなたをなぶったりしないわ。」
霊夢「でも…〇〇さんが変なことをしたら怒るわよ?」
紫「あなたが私達を愛してくれればちゃんと努めるわ。少しの間、隙間でお休みなさい。」
突然、浮遊感を覚えた〇〇は八雲紫によって隙間に落とされた。

紫「さてと…これから〇〇を人間と妖怪の境界を弄って霖之助さんみたいに半妖にして、その後に霊夢、あなたが一生を終えるまで一緒に居させてあげる。その間に私は幽々子を『説得』するから。」

霊夢「私は映姫を『説得』をすればいいのね?」

紫「『説得』が上手くいったら、あなたが〇〇と一緒に居た時間と同様の時間を今度は私が過ごす。それが過ぎたら、貴女を〇〇と私の子として転生して来るようにして三人が一緒になる。」

霊夢「ちゃんと約束は守りなさいよ?

紫「もちろんよ。」

霊夢・紫「「ずっと一緒よ?〇〇(さん)」」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年02月11日 19:07