「ねぇ○○、私は間違ってないかしら、貴方を紅魔館に受け入れたこと…」
「…私の口からは何ともいえませんが…お嬢様の判断なら、正しいはずです」
「ねぇ○○、貴方を私専属の執事にしたのは、間違いだったかしら」
「計りかねますが…お嬢様の判断なら…」
「○○、あなたの死を恐れて、貴方を眷属にした私は、間違っているかしら」
「お嬢様の判断に間違いはありません」
「ねぇ○○、貴方と契りを結んだのは、間違いだったかしら」
「お嬢様は後悔していますか?」
「少しもしてないわ」
「なら、正しいでしょう」
「ねぇ○○、従者が消え、友が消え、肉親が消えてもなお、貴方と私だけがここに残る…おかしいかしら?滑稽かしら?」
「滑稽でしょう、でも、私はそれを望みます」
「ねぇ○○…いつも私と貴方だけのマンネリの生活…貴方は幸せかしら」
「…お嬢様が幸せなら、私は幸せです」
「…ねぇ○○、貴方すら私から消えることを恐れ、貴方を自らの手で殺し、食らう姿は滑稽かしら?」
「ねぇ○○、私は滑稽かしら、間違ってるかしら」
「一人だけで赤い牢獄に閉じこもって、哀れかしら、惨めかしら…ねぇ、○○…」
最終更新:2010年08月27日 00:04