無縁塚に着てみると何年くらい前に流行った某企業の開発した服を見つけた
これは…たしかヒートテック という服だっただろうか
この服は特殊な素材と技術によって自分の体温を上げるという服だった筈だ
家に帰って着てみると、確かにこれは温かい
しかし体温上げるのは最初に着て時の短時間だけすぐ体温は下がるらしいが
「ザシュッ…」
なんだろう腹部の辺りが非常に温かくなってきた
ヒートテックはこんなにも温かくなるものなのか
というか熱すぎて感覚が感じられない
そして異常な熱さはすぐに痛みに変わった
あまりの痛さに床に突っ伏してると目の前には体中をとある企業の服で固めた彼女がいた
「いやだ…貴方のそんな姿は絶対に見たくない…見たくない…みたくないミタクナイミタクナイ……」
自分の意識が薄れてきて彼女の声も聞こえなくなって来た時俺は思い出した
そうだ…彼女は ――む…ら… よ…う…む… だった………
最終更新:2011年03月27日 23:17