804 名前:○○[sage]
ネタ無いかなぁと日本の昔話見てたけど、ヤンデレって結構多いよね。
個人的に好きなのは雨月物語の清姫・真女子だな。
清姫は一途過ぎて凄まじい執着から大蛇に変化して愛する男を追いかけて焼き殺し、挙げ句に自分と同じ蛇に変えて夫婦にまでなった。
大蛇の化身である真女子は一目惚れした男にまとわりつき、後々で男が妻に迎えた女に憑依してあわやというトコまで男を追い詰めている。
女の情念というものは過去も今も変わらないという事かね。
というわけでこれを見ている誰か、蛇神様に囚われている俺を助けに来てくれ。
御利益があるからって言われて妖怪の山の神社まで来たら何だか神様に供犠だとか言われて捕まっちゃったんだ。
あの人も象徴として蛇らしいんだけど、やっぱり蛇ってのは執念深さの象徴なのかね……。
805 名前:○○[sage]
>>804
嫁が許してくれたら助けに行こう。
806 名前:○○[sage]
>>804
俺的には浦島太郎もヤンデレのにおいがするw
亀を助ける優しい浦島に一目惚れ、なんとかもてなして好いてもらえるように
時間を止めて閉じ込めてもてなすも
やっぱり浦島は帰ってしまう
他の女に浦島を取られる事を恐れた乙姫は箱を開けるように仕向け浦島を
老いさせ乙姫は浦島を自分だけの物にした
って解釈しちゃうw
807 名前:○○[sage]
>>804
済まぬ…
救出に出たら途中で鈴仙に連れ戻されちまった
脱走兵には懲罰が必要だなだってさ
ハハッ、ワロス…
810 名前:○○[sage]
>>804
手こずっているようだな、手を貸そ……お空!!!
仲間がピンチなのだ!!!
私が(駄目
812 名前:○○[]
pixivで見た絵から思いついた話。臭い話です。
⑨「あたいのこと、愛してくれるよね…?」
闇を湛えた瞳で、チルノは問いかける。片手には包丁が握られていた。
○○「チルノ…?!」
⑨「答えてよ○○。ちゃんと答えてくれないと、”さいきょー”のあたいが怒るよ?」
怖い。本能が叫ぶ。殺される。
でも。
俺は彼女を抱きしめた。
⑨「○○?!」
○○「バカだなお前は」
⑨「あたいは…バカじゃ…」
○○「バカだよ」
返事を待たず、続ける
○○「俺がチルノを嫌いな訳無いじゃないか」
⑨「ふえぇ?!」
顔を見て、言う。
○○「無邪気で、元気で、明るくて、優しくて…どうやって嫌いになれるんだい?」
チルノは、目から光をこぼしていた。
○○「こんなもの、必要ない」
チルノの手から包丁を取り、地面に置く。
⑨「じゃあ…あたいのこと、好き?」
○○「大好きだよ」
嬉しさと、愛しさと、感謝で。
チルノは、笑っていた。
⑨「あたいもっ!!」
俺は彼女の目を見た。
闇は、消えていた。
⑨「あたい、○○大好き!」
○○「俺もチルノが大好きだよ」
俺たちは、一緒に、
笑った。
自分で書いといて何だが今なら…>>804を救える気がする…!今行くぞ!
818 名前:804
……思ったより助けが向かって来ないな……。
あ、神奈子様、信者候補者の方々の集まりですか?
それ程多くありません、いや、どうも片割れに妨害されているようで……。
でも、そこそこは居るようなのでこれでまた信心を得そうですね。少々強引ですけど。
いえいえ、とんでもありませんよぉ……。
俺も以前は神奈子様の好意を袖にするような愚か者でした。
でも、あなた様の愛情と信仰を全身に浴びて理解したんです。
貴女様の俺なんぞを愛おしいと思ってくださるお気持ちを理解出来ず、愛を拒んだ愚かさを。
愛と信仰は無条件で受け入れるものだって。神と愛を信じるものは救われるって!
……あはは、お恥ずかしい。え、今夜ですか。信心も手に入る事ですし大丈夫ですよ。
ふふふ、そんな、俺だって恥ずかしいんですからぁ。愛してますよ神奈子様。
あ、諏訪子様が捕獲を始めましたね。はは、必死に逃げてる。
大丈夫、全てを受け入れれば怖くなんてなくなる。ほら、こっちへおいで……うふふふ。
823 名前:○○[sage]
俺は今妖怪の山にいる。
>>804を救うべく守谷神社へ行ったのだが、
>>818のやり取りを見てそこを離れた。
何で助け求めてたんだよ……
しかしこのにとりの光学迷彩スーツすげぇな。
かなり近づいたのに向こう全然気付いてなかった。
さて、にとりにこれ返さねぇとな。
彼は帰って来なかった。
お目汚しすいません。
829 名前:804[sage]
>>826……ここを何処だと思っているんだ。
神聖なる神社でそのような狼藉をしても良いと……ああ、ミシャグシ様に絡み付かれたらもう出来んが。
>>823を見ろ、彼はいまや守矢神社を信仰で支える神の使徒となった。
神(神奈子)は~俺を~愛してるぅ~神託に書いてあったからぁ~♪
俺達○○はちっぽけなもんだけど~神はぁ偉大だぁ~♪
な、みんなで唄うど。みんなで諏訪のパライソさ行くだ!
830 名前:○○[sage]
>>818
(うわー・・・・噂以上じゃないかこれ?何かもう色々と凄いな)
守谷神社に到着して思ったのはこれ以外には無かった。
正直な話今日の取材はあまり乗り気ではなかった。
しかしこの守谷神社の実質的なトップである八坂神奈子様が女性である文の来訪をあまり快く思わなかった。
それどころか露骨に嫌がったそうだ。
だが守谷関連の記事は売れ行きがよく何とか取材をしたかった文は俺を寄越すことで何とか話をまとめたようだ。
居候は嫌だし、中々使い勝手の良い天狗の力をくれた文に報いる為に新聞の記事製作を自分から手伝っていたが今回だけはこのまま帰りたい。
「こんにちは!本日取材のお願いをしました文々。新聞の○○です!」
多少の覚悟をしていたとは言え笑顔が引きつる。
視界の正面には賽銭箱の前にある階段で恍惚な表情を浮かべ赤ん坊にお乳を飲ませる、現人神こと東風谷早苗。
そして視界の端では粘液をまといながら必死で何かから逃げる青年。
その何かとは当然ながら八坂様と対を成すもう一柱の神、洩谷諏訪子様からである。
「△△~。大丈夫だからー蛙の姿は1日も無いからーすぐに人型に戻れるからー」
「俺は人間のままでいたいんだぁあぁ!!!!!」
「神様になっちゃったほうが楽しいよー」
「いやだぁぁぁぁ!!!」
関わりたくなかったし食事時に思い出したくない記憶になりそうなのですぐに首を少し動かして視界から外したが。
やはり声は聞こえるな・・・まぁこのくらいならまだ何とかなる。
831 名前:○○[sage]
「やぁよく来たね。しかし立ち話もアレだ奥に行こうか」
私への応対に出てくれたのは今日の取材対象である八坂様本人だった。
もちろん、後ろには八坂様が見初め飼い慣らしている青年がいる。
今日の取材内容は主に最近熱心に行っている、人間の信者獲得活動についてだ。
逃げることを考える外来人は大っぴらではないとは言え徒党を組む傾向にある。
集団ならば1人よりも身を守るのに都合が良いからだ。
そして似たような境遇の、偏執的な愛情から逃げ出そうとする者を救いたがる傾向もまま見られる。
最近の幻想郷の動きとして何人かの人間がこの青年を助け出そうとして返り討ちに会い。晴れて守谷の信者になっているそうだ。
今日の私の取材内容はこんなところだが・・・
「本当に□□はよく尽くしてくれるよ」
取材時間の半分くらいはのろけ話となっている。
「今は早苗が☆☆を育てているだろう?だから今家事全般は殆ど□□がやってくれていてね」
☆☆って確か・・・前の記事に載ってた東風谷早苗の旦那の名前と同じだな。
もっとも随分強引な方法で旦那にしたそうだが・・・なるほど妻の身分では飽き足らなかったかあの巫女さん。
それはまた今度の機会に記事にするとして。取材中一つ疑問なのはこの青年の態度だ。
以前脱走しているのを見かけたときは必死で「博麗神社につれていってくれ」と頼んでいたのに。
もっとも八坂様から何をされるか分からんから守谷神社に送り届けたが。
そんな彼が今では満面の笑みで八坂様に仕えている・・・・・・
「そんなことありませんよ八坂様。私も始めは神奈子様の仰っている意味が中々分からなくて」
彼の目をじっと見る・・・目が遠いと言うか焦点が合ってないと言うか。
あの巫女の親玉なだけはあるな、諏訪子様もそうだし色々といじくってやがるなこりゃ。
最終更新:2011年05月10日 22:05