シリケンイモリ
有尾目 イモリ科 トウキョウイモリ属
学名;
Cynops ensicauda
【生態】
①体 長;100~140mm
②生息地;平地~山地
③分 布;奄美大島・沖縄諸島
④繁殖期;2~8月
【観察者の説明】
日本に生息する3種類のイモリの内の1種.尾が剣のような形をしている事からこの名前が付けられた.その尾の形と,背中の中央を通る1本の目立つ隆条が特徴である.斑紋は個体差が激しい.シリケンイモリを含むいくつかのイモリ類の雌では,卵の共食いをする事が知られている.これは他の雌の産んだ卵を食べる事により自分の子の競争者を減らす意味がある,と考えられている.本種に限らず,沼地でイモリを捕まえる時は地面の硬さをよく確認し,沼に足をとられないように注意する事が大事である.
最終更新:2011年11月02日 10:55