ミドリヒョウモン
完全変態上目
鱗翅目 アゲハチョウ上科 タテハチョウ科
ミドリヒョウモン Argynnis paphia geisha Hemming
前翅長 35~4omm
生息地 低地
分布 北海道~九州
生態 年1化、初夏~秋まで生きる
食草 タテツボスミレ、アイヌタチツボスミレ
雌雄 ♂は発香鱗条をもつ
変異 寒冷地では小型、西日本では♀に暗緑色型あり
観察者独自の説明
山地のチョウで、平地ではまず見られないが、少し標高が高くなると
途端に普通種となる。体は細毛に覆われ、冷え込みに強い様子がうか
がえる。チョウとしては中~大型の部類に入り、悠々と、かつメリハリ
のある敏捷な飛翔をする。陽が差して活動性が高まると、撮影ならび
に捕獲は非常に困難である。冬眠というのは多くの人に馴染みがある
と思うが、本種をはじめとするヒョウモン類は夏眠、すなわち盛夏の
暑い時期に活動を休止するという習性をもつものが多い。
鱗翅目
最終更新:2011年10月12日 19:44