時期的には沖縄あたり
円「よーし!今日も特訓だ!」
「おー!!」
夜「みんな!今日も頑張ろ!!」
円「っとその前に朝飯だ!」
立「円堂さん、たまにはテレビとかつけてみませんか?」
円「お、それいいな!」
鬼「社会情勢を知るのもいいかもしれないな」
ピッ
『今日でもう10年。○○飛行機ハイジャック事件についてです。』
一「ハイジャック事件…?」
夜「確か、どっかのテロ組織か何かが起こした事件だったよ」
鬼「…墜落事故としては過去最悪の事故だ。」
『――――!』←事故の時の音声とか?
『これは、事故当時の現場の映像です。当時は、亡くなった方の遺体や飛行機の部品のかけらが…』
円「うっわ…」
土「えげつねー…」
桜「こわ…」
璃「っいやああああっ!」
一同「!?」
吹「り…璃斗!?」
璃「嫌…おと…さ…お母様…っ!!」
円「おい!倉崎どうしたんだよっ!」
吹「わからないよ!なんかいきなり…!」
瞳「どうしたの!?」
夜「監督!璃斗が…!」
瞳「…鬼道君、テレビを消して」テレビを一瞥した後
鬼「…監督…?」
瞳「何をしているの!?早く!」
鬼「は、はい!」
ブツンッ
瞳「…倉崎さん。落ち着いて、大丈夫よ」
璃「…いて…かな…でよぉ…いや…っ」
瞳「璃斗、大丈夫だから。大丈夫。思い出さないで」
璃「……とねぇ…」気を失う
瞳「………」
円「か…監督…倉崎は…」
瞳「大丈夫よ。気を失っただけ。」
吹「いまのは…」
瞳「…10年前の飛行機事故で…ただ一人、生存者が居たのは知っているかしら」
鬼「確か…俺たちと同い年の……まさか…!!」
瞳「ええ。彼女は…あの事故の生存者よ」
一「……!確か倉崎って…」
立「瞬間記憶能力者…」
瞳「そう。…そのせいであの事故の光景を忘れたくても忘れられない…たまにその光景がフラッシュバックしてこんなことが起こる…と聞いているわ」
夜「そんな…」
壁「事故の光景って…やばすぎるッス…!!」
瞳「…発見された時、彼女以外は全員死亡。周りは死体の山だった…」
壁「ひぃぃぃっ!」
瞳「次から…倉崎さんの前でこの手の番組や会話は禁止。わかるわね?」
円「はい…」
円「最近…倉崎がずっとおかしかったのはこのせいだったのか…」
吹「僕…ずっと近くにいたのに気付いてあげられなかった…ごめんね、璃斗…」
一「ホラ!皆がそんなだったら璃斗が眼を覚ました時、気を遣わせるからさ!な!」
円「…そうだな!よし!皆!倉崎が起きるまで特訓だ!!」
夜「ってまた特訓行くのかい!」
最終更新:2010年03月15日 01:34