鬼「来たか。」
円「ふぁぁ…なんだよ。こんな朝早くから…」
夜「なにかあったの?」
鬼「ああ。…アスピオが何者かによって襲撃された。」
全「!?」
円「アスピオって…あの!?」
夜「どうして…誰が一体…」
鬼「そのことなんだが…辺見。」
辺「はい。…襲撃があったという報告を受けてすぐ何名かを派遣したんだが…」
円「…そいつらに何かあったのか?」
鬼「…全員が怪我をして戻ってきた。」
夜「何で!?誰が…ッ」
辺「…紅い髪の銃を持った少年。ダブルセイバーを使う同じく紅い髪の少年。」
円「――それって…」
辺「土・氷・風の上位呪文をつかう銀髪。見知らぬ術を使う少女。緑色の髪のヒーラー。そいつらにやられたんだって話だ。」
円「ヒロト達が…!?どうして…」
辺「戻ってきたやつらの話だと、アスピオ襲撃の犯人は蒼天の帝を名乗っていたらしい。」
夜「嘘…鬼道君っ!」
鬼「ああ。もちろんそんな指令は出していない。…出すはずもない…!」
夜「…だったら…!」
鬼「………総帥だ。」
夜「…総帥…ってそんな…!」
鬼「総帥が不動たちに指示を出したらしい。」
辺「鬼道さんが昨日、総帥を締め上げたんだよ。そうしたら…」
鬼「…いなくなっていた。不動たちも共にだ。」
夜「だったら…っ!」
鬼「ああ。だから…これからはお前たちの旅に俺と佐久間、源田も加わる。」
円「鬼道たちが…?」
風「でも本部は大丈夫なのか?」
鬼「ああ。もう他の皆には話をつけている。…それに…」
辺「奴らが蒼天の帝を狙ってんなら一番危ないのは鬼道さんだ。」
鬼「…それに。世界を回って影山を探せる。…円堂。よろしくたのむ。」
円「あ…ああ!!」

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最終更新:2010年04月08日 23:52