はたはた卓_シナリオ情報

RL@はたはた:『非情の氷壁』

■アクトトレーラー
時はニューロエイジ
宇宙にまで人が進出した時代に、
未だなお生身で踏破されていない聖域が残されていた。

「K2東壁―通称“非情の氷壁”。
 俺達で踏破しよう」

老いた冒険家の一言は、挑戦への招待状。
急峻な地形。
猛威を振るう気候。
……そして、人の悪意と狂気。
冒険家たちは何を見据えて、全てを踏み越えていくのだろうか。

トーキョーN◎VA The Detonation
『非情の氷壁』

運命の山へ挑め、冒険家たちよ


■シナリオハンドアウト
各PCには以下の設定がつく。キャラクター作成時に、プレイヤーとよく相談すること。

『冒険家』:ローランド・ガイエと知り合いであり、生身である(全身義体でない)
『トーキー』:“非情の氷壁”への挑戦について迫っている
『ニューロ』:『冒険家』と近しい関係(友人など)である
『エグゼグ』:千早重工所属。今回のプロジェクトの取りまとめ役である

キャスト1:『冒険家』
コネ:ローランド・ガイエ  推奨スート:理性(友人、良きライバル)
 久々に顔を合わせたガイエが切り出してきたのは、なんとあの“非情の氷壁”への生身での挑戦だった。かの冒険家の聖域に挑戦するのは、この漢と組んだとしても無謀かもしれない。だが、ガイエがK2のホロを見た時、君の中で抗いがたい何かが湧き起こるのを感じた。
【PS:今回の挑戦において、生身でK2東壁を制覇する】


キャスト2:『トーキー』
コネ:ロレンス・ボーディロン  推奨スート:外界(かつての取材相手)
 今までに行われた“非情の氷壁”への挑戦は全て悲劇に終わってきた。キミは、今では数少なくなってしまったそれを取材するトーキーだ。そんなキミだからこそだろうか、マリオネットの三田茂が真っ先に『冒険家(キャスト1)』と“世界一の冒険家”のK2挑戦の話を持ってきたのは。かなりの危険を伴う取材になるだろうが、ここで引いてはトーキーの名折れというものだろう。
【PS:『冒険家』の挑戦を取材する】


キャスト3:『ニューロ』
コネ:『冒険家』  推奨スート:なし(『冒険家』のキャストと相談して決定すること)
 「なぜイワヤト破りに挑んでフラットラインするアホが居なくならないのか?」と問われたら、「そこにICEがあるからだ」としか答えようがないだろう。今度“非情の氷壁”に挑むというキミの友人『冒険家』も、要はそういう世界の人間なのだろう。だが、今回の冒険行について不穏な噂を耳にした。貴重な友人をむざむざ遭難死させる訳にはいくまい。「急募:電脳面からのサポーター」の記事を見て、キミは荷物をまとめ始めた。
【PS:『冒険家』の挑戦を無事成功させる】


キャスト4:『エグゼグ』
コネ:千早雅之  推奨スート:外界(上司)
 かのローランド・ガイエによって持ち込まれた“非情の氷壁”への挑戦行。千早重工が正式にスポンサーとなったプロジェクトは今や世間の注目を集めており、この挑戦の成否によって動くカネは桁違いに大きなものとなった。あらゆる障害――それが自然であろうが、人の悪意であろうが――を排除し、プロジェクトを成功に導くことがキミのミッションだ。
【PS:今回の挑戦プロジェクトを成功させる】
62012年09月15日 12:47
(はた)×弐 ■レギュレーション
達成値:PL個人のリソースとしては、判定の基準値を14(即ち、Aを出して達成値25)を上限とする。
経験点:キャストを新規作成する場合、もしくは消費経験点が150点に見たないキャストを持ち込みで使用する場合、合計で150点までのドレスアップを認める。なお、このうち50点までの経験点は取っておいてアクト中に使用しても良い。また、手持ち経験点を使用することに関しては、特に制限はない。

生身の定義について:この場合、生身とは「義体及びヴィークルを装備していない」ことをさす。要するに『冒険家』は義体やヴィークルを用いずに登攀せよ、ということである。ライフパス:ウェットが必須というわけではない。


■特記事項
登場ゲストについて

●“世界一の冒険家”ローランド・ガイエ 62/♂ カリスマ◎ チャクラ● カブトワリ
 豪放磊落。齢60歳を超えた今でも現役で、ヒルコのうごめく死国やアフリカの氷原から生身で生還したことでもしられる冒険家。詳しくは『ストレイライトp52』参照。今回は、『冒険家』のザイルパートナー(相棒)となる。

●ロレンス・ボーディロン(カゲ◎)
 かつて生身でのK2制覇に最も近いと言われた冒険家。2年前に挑戦し失敗し、一命は取り留めたものの、治療のための義体化を余儀なくてしまった。また、2年前の事故の際、『トーキー』の取材を受けている。

●“非情の氷壁”K2東壁(カブトワリ◎)
 災厄前より数多の冒険家たちの挑戦を退けてきた岩と氷の氷壁。遭難死した人間は数知れず、いつの頃からか“非情の氷壁”と呼ばれている。それでもロマンに魅入られた冒険家たちの挑戦が止むことはない(マネキン● ブランチ:サロメ53Lvを所持)


■RLからの一言
サークル一心不乱のセッション会ということで、今回はサークル一心不乱から昨年の冬コミで頒布した『非情の氷壁』というシナリオを持って参りました。これはサークルの盟友でもある、あんじ氏渾身の雪山登山をテーマにしたシナリオです。
非常にシンプルかつ漢(おとこ)らしいシナリオで、こういったイベントごとを期に、一人でも多くの人に遊んで頂ければと思い、このシナリオを選ばさせて頂きました。
K2と呼ばれ、エベレストに次ぐ世界第二位の標高を持ち、登頂の難しさだけでいえばエベレストを凌駕するという「非情の氷壁」。興味が有る方は、是非挑戦されてはいかがでしょうか?

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最終更新:2012年09月18日 00:58
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