■シナリオデータ
プレイヤー:1~4人
プレイ時間:1~7時間
舞台:現在のトーキョーN◎VA
■アクトトレーラー
死神はいつも突然だ。だが理不尽ではない。
悪魔はいつも狡猾だ。だが理不尽ではない。
天使はいつも残虐だ。だが理不尽ではない。
残虐で、狡猾で、突然で、尚かつ理不尽なのは――やはり人間だ。
たった一通の手紙で、哀れな兎とカブトたちの運命は決められた。
死と狂気が織りなすショウタイムの道化となる運命が。
与えられるのは25時間。
ショウに出なければ何も起きることはない。ただ助けを求める誰かが、どこかで、死ぬ。
ショウに出てもきっとロクなことにならないだろうし、結局はその誰かは死ぬかもしれない。
とりあえず君に出来るのは、選ぶことだ。
トーキョーN◎VA The Detonation
「フリーク・ショウ」
さあ、運命の扉はそこにある。
▼注意1
このシナリオには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。以下のいずれかに当てはまる場合は参加をご遠慮下さい。
- 未成年のプレイヤー
- 現実と虚構の区別がつかないプレイヤー
- 上記の表現に過度の不快感(または快感)を覚えるプレイヤーまたはキャスト
- 上記の表現に全く不快感を覚えないプレイヤーまたはキャスト
▼注意2
このシナリオではキャストが死ぬ可能性があります。言い換えれば、シナリオ制作者はキャストを殺す意図を持つギミックを準備しています。もちろん回避する方法はありますが、どうにもならない可能性もゼロではありません。自分または他人のキャストが死ぬことに耐えられないプレイヤーは参加をご遠慮下さい。
■ハンドアウト
このシナリオでは、全てのキャストに共通のハンドアウトを用います。
各キャストには以下の設定がつくことになります。
『カブト(1)~(4)』:ボディガード。所属不問。
推奨スタイル:カブト
コネ:“ラビット” 推奨スート:スペード
ある日キミに届いた一通の古風な紙封筒。中には手紙と1プラチナムが同封されていた。
「親愛なる『カブト』殿。貴方は我ら“フリーク・ショウ”に招待されました。このトーキョーN◎VAのどこかに、貴方の助けを待つ“ラビット”がいます。1時間以内に貴方が“ラビット”の元に辿り着かない場合、哀れ“ラビット”は見世物として殺されます。馬鹿馬鹿しいイタズラと思われるなら、同封の現金を迷惑料としてお納めいただきつつ、この手紙は破棄していただいて結構です」
「もし貴方が“フリーク・ショウ”に参加していただける場合、別紙記載のアドレスまでご連絡を。“ラビット”とお話ししていただけます。“ラビット”は貴方と合流後24時間、断続的な危機にさらされます。24時間経過後に“フリーク・ショウ”は幕を下ろし、“ラビット”は生死を問わず解放されます」
にわかには理解しがたい内容だが、キミの手元には封筒、手紙、プラチナム。そしてポケットロンのものと思しきアドレスが確かに存在する。
手持ちの時間はあまり無いようだ。
PS:“ラビット”を救う
■レギュレーション
●新規キャストの作成
このシナリオに参加するにあたって新規にキャストを作成する場合、初期作成+150点の範囲で作成して下さい。(《腹心》にゲストデータを持たせる場合、キャストと《腹心》を合わせて150点とします)
150点はこのシナリオ用のボーナスと考えていただき、実際に消費する必要はありません。(もちろん、消費していただいても結構です)
150点は使い切っても結構ですし、残しておいてアクト中に使用していただいても構いません。
ファミリアの成長に対しても、ここから捻出してください。
●既存キャストの持ち込み
このシナリオに参加するにあたって作成済みのキャストを持ち込む場合、消費経験点の制限を150点とします。(《腹心》にゲストデータを持たせる場合、キャストと《腹心》を合わせて150点とします)
制限を超過している場合、あきらめていただくか、150点バージョンを作成して下さい。
制限を下回っている場合、そのまま参加していただくか、150点バージョンを作成して下さい。
●達成値の目安
データ上、敵ゲストは最大25の達成値を出して来ますので、目安にして下さい。
またゲストデータは決定したキャストのデータを参照して調整する場合があります。その際は最も達成値が高く出るキャストに合わせるので注意して下さい。
何らかの事情で使用するキャストの達成値が25に満たない場合、RLに相談して下さい。
●使用サプリメント
現状で入手可能なサプリメント全て(最新のGF誌含む)の内容を適用しますが、同人誌などオリジナルのものは禁止します。
●装備データ
現状で入手可能なサプリメント全て(最新のGF誌含む)の内容を使用して構いませんが、オリジナルのものは禁止します。
PLはデータ参照物等を極力把握または持参して下さい。当日RLに確認しても答えられない場合があります。
●禁止スタイル
特に制限は設けませんが、オリジナルのものは禁止します。
●キャストの持つ《腹心》の取り扱い
プレイヤーはアクト開始までに以下の取り扱いから1つ選択して下さい。
- 防御系神業1つ分として使用し、《腹心》はゲストとしてのデータを持たない。
- 《腹心》はゲストとしてのデータを持つ。キャストと同様に作成し、成長の際は必要に応じた経験点を支払うこと。判定はクロマクのPLが行い、《腹心》の持つ神業は使用できないものとする。
●リサーチに使用できる社会、コネ
社会:ストリート、N◎VA、ウェブ、メディアなどがあれば概ね対応できるでしょう。
状況によってその他の社会やシナリオコネを含むゲストコネ等が使用できる場合も考えられますので、都度相談して下さい。
●キャスト間コネクション
以下の順番で取得してもらいます。
『カブト(1)』→『カブト(2)』→『カブト(3)』→『カブト(4)』→『カブト(1)』
『カブト(4)』がいない場合、そこを飛ばします。
●必要な神業
本シナリオでは、ゲストの即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐために、キャスト全員で最低4個の防御系神業が必要となります。
ただし4個しか無い場合、敵でないゲストが死亡する可能性があります。回避できるかもしれませんが、RL側から保証するものではありません。
●ゲストについて
基本的には『カブト』の助けを待っているエキストラです。参加キャストの人数分“ラビット”が存在しており、それぞれどのような人物かは異なります。
■FAQ
Q:キャストのスタイルにカブトが入っている必要はありますか?
A:絶対に必要か、と言えばそうではありません。が、シナリオとしては推奨スタイルとなります。
Q:キャストはカブトが本業という設定である必要はありますか?
A:ハンドアウトさえ呑めればカブトが本業でなくてもOKです。
Q:“ラビット”の設定はシナリオ側で決まっていますか? キャストの関係者という設定は可能ですか?
A:決まっています。設定については個別に相談とさせてください。基本的にはオススメしません。
Q:過去「フリーク・ショウ」に参加したことがあるという設定のキャストでの参加は可能ですか?
A:可不可のみを言えば可ですが、オススメしません。とりあえずバグる可能性があることと、その設定によって誰かが有利・不利になることは無いということだけ認識願います。
Q:与えられた150点の経験点は、使い切る必要がありますか? 使い切る必要がない場合、アクト中に使用することは可能ですか?
A:使い切る必要はありません。作成時に余った経験点は、通常通りアクト中に使用することができます。
Q:他のキャストの支援によって達成値が25を超えるのはOKですか?
A:OKですが、上昇する値によってはゲストが強化される場合もあります。
Q:キャストがカゲムシャのスタイルを持っている場合、宿主にラビットを指定することは可能ですか?
A:はい、可能です。
Q:他人の達成値を下げる特技などは、何レベルでの取得が目安ですか?
A:特に制限は設けませんが、レベルによってはゲストが強化される場合もあります。
Q:ラビットはエキストラとのことですが、アイテムを渡し、使用させることはできますか?
A:FAQを見ると条件付きで可能のようですが、このシナリオでは基本的に不可(データの恩恵は受けられない)とします。ポケットロンを渡して連絡手段を確保したい、程度なら可とします。
Q:アクト中、他のキャストにアイテムを提供することは可能ですか?
A:可能です。
その他、質問があればRLまで。
■RLからの一言
baldheadでございます。
けっこう前に書いたシナリオなのですが、未だに遊びたいと言っていただけるのは喜ばしいことです。
※運営からの補足
こちらの卓はシナリオ想定時間が長いため、通常の集合時間12:30よりも早目の時間、10:30集合になる可能性があります。
その点をご了承の上、参加希望を提出ください。
最終更新:2013年04月15日 21:31