■アクトトレーラー
よぉ相棒(バディ)
オレとオマエの物語も、そろそろ終わりらしい
今回の事件は最終回に相応しいド派手(ニューロ)なやつさ
北米から来た恐るべきエージェント、
一人のトーキーの無惨な死、
とある子どもの悲痛な願い、
そしてオレ、犬のジョンはなんとN◎VA全域指名手配犯だ!?
オイオイオイ! 冗談じゃない!
オマエは“正しい裁き”を下してくれるって信じてるからな!
トーキョーN◎VA the Detonarion 「ドギー・ジョンに花束を―for my Buddy―」
――「最後の事件(ラスト・ケース)」もビシっと決めようぜ、相棒(バディ)
■シナリオハンドアウト
各キャストには以下の設定がつく。キャスト作成時にRLとよく相談すること。
- 『イヌ』……BH機動捜査課。試験型サポートAIの“ジョン”とテストバディを組んでいる。
- 『トーキー』……ジャーナリスト。キョウスケというトーキーとバディを組んでいた。
- 『カタナ』……フリーランスの荒事屋。リョウタという子どもに依頼をされる。
- 『クグツ』……千早重工後方処理課。“ライラプス”というクグツとの交戦経験がある。
シナリオコネクション:ジョン 推奨スート:感情
キミはいま、一人(?)の風変わりなヤツとバディを組んでいる。試験型サポートAIの“ジョン”――犬のアイコンをした文字通りの“猟犬”だ。ノリは軽く口は悪く態度も悪いが、キミにとっては悪くない相棒だった。テスト期間の終了と別れが近づいてきたころ、ジョンが唐突に姿を消し、御堂茜は情報漏洩罪の疑いでBH全隊にデリート命令を下した。冗談じゃない、何か裏があるはずだ! キミは相棒の無実を証明するため捜査に乗り出した。
PS「ジョンの相棒として正しい裁きを下す」
シナリオコネクション:キョウスケ 推奨スート:理性
どんな場所にでも危険を顧みず飛び込んでいくキョウスケは、危なっかしいヤツだが頼りになる相棒だ。コイツとならどんな秘密だって《暴露》できる……そう思っていた。終わりは案外あっけないもんだ。「ネタの裏付けをしてくる」。そう言って出かけたキミの相棒は、翌朝には無惨な死体で発見された。彼が命よりも大事にしていたカメラは無惨に叩き壊され、フィルムの欠片すら残っていなかった。キミは誓った。必ず相棒の仇を“撮る”と。
PS「キョウスケの仇を“とる”」
シナリオコネクション:リョウタ 推奨スート:外界
小汚い子どもが来た。今すぐにでも人を殺しそうな目で、キミを訪ねて来た。おいおいオレはお前の親でも殺したのか? そう思ったキミに、1シルバーを握った小さな手が突き出された。彼の名はリョウタ。イエローエリアの片隅に住む子ども。兄が死んで、仇をとってやりたくて、その片目を売った金でキミに依頼をしに来たのだ。……はした金だ。しかも追加報酬のアテもない。だがキミは依頼を受けた。こんな子にこんな目をさせた輩を、生かしておけないからだ。
PS「依頼を達成する」
シナリオコネクション:“ライラプス” 推奨スート:生命
課長室に呼びだされたキミは一人の男が写ったホロを見せられた。テラウェアのエージェント“ライラプス”――企業(しゅじん)を決して裏切らぬ、優秀で獰猛な闘犬である。キミは彼と幾度となく交戦して生き残った希有な人材だ。それを見込んで早川美沙は「“ライラプス”とテラウェアの目的を掴み、それを妨害しなさい」という指令を下した。是非もない。大型犬の牙くらい忠誠心で堪えてみせよう。――仕事ですから。
PS「テラウェアの工作を妨害する」
■レギュレーション
- 使用データ……『基礎ルルブ』及び、全サプリメント。GF誌のデータは当日参照できる状態なら使用して構いません。
- 達成値上限……設定しません。敵ゲストは単体で最大25程度の達成値を出します。
- 戦闘の強さ……今回はシナリオデュエルという性格上、敵ゲストの戦闘力は高くありません。戦闘データに経験点を振った高経験点キャストの場合、ものたりないと思います。
- 《腹心》やトループ……カット進行を円滑に進めるため、《腹心》やトループ、エニグマなどキャストと別個にデータとアクションランクを持つものは、PL側全体で1つまでとします。
■特記事項
●各枠の解説をしていきます
- 『イヌ』……相棒にかけられた冤罪を晴らす枠です。ジョンはN◎VA市民をサポートするために作られたAIで、『イヌ』とはテストケースとしてバディを組んでいます。ジョンはお調子者で軽いノリのAIで、アイコンはシェパード犬。CVは山寺宏一。キャストはもちろんウェットでも構いません(VRコンタクトと特殊なポケットロンを支給されているものとします。もちとんデータ的な意味はありません)。
- 『トーキー』……死んだ相棒の代わりに《暴露》を撃つことが目的となります。キョウスケはレッドエリア出身のカメラマンで、企業やレッガーの絡む危険なネタを好んで狙います。金になる、というよりは正義感の強いタイプです。
- 『カタナ』……子どもの依頼を遂行する、正義の殺し屋枠。リョウタはエキストラで、裏に何かある訳ではありません。ドライ過ぎる殺し屋より、多少アツくなれるキャストの方が相応しい、ということです。リョウタは10歳くらいの子供で、レッドエリアから来ます。
- 『クグツ』……スタンダードなお仕事枠。“ライラプス”はミラーシェードの寡黙な白人男性で、仕事を第一とする典型的なクグツです。戦闘向けのような導入になっていますが、防御やサポート系でも構いません。
●事前準備
『イヌ』『トーキー』には事前に幾つかの質問を送付させて頂きます。キャスト視点で答えて頂くものになりますので、そういったことが苦手な方、直接連絡の取れない方は少し厳しいかもしれません。
■RLからの一言
まさか呼ばれるとは思っていませんでした。からすばです。このシナリオは、相棒との絆がテーマです。どの枠もオススメ枠なので、皆さんの自慢のキャストを見せてさい(もちろん新造でも大歓迎です)! 短めのシナリオなので、当日はのんびりと遊びたいと思っています。
最終更新:2013年04月03日 22:52