■アクトトレーラー
自らを見捨てた創造主への復讐か。
けして逃れられない運命への反逆か。
狂気のAIがいま、人類に対する攻撃を開始した。
それはN◎VAの、いや、ニューロエイジの存亡を賭けた究極のゲーム。
未曾有の危機に対処すべく集められた者たちは、怪物の過去を遡る。
悲しくも滑稽な、この暴走を止める術は他にない。
AIの名は”絶滅要塞”ゴズマ。
史上初の電脳災害にして、地球侵略艦隊の旗艦頭脳である。
トーキョーN◎VA The Detonation
『ゴズマの逆襲・大往生』
運命のファイナルステージへ突入せよ!
■シナリオハンドアウト
各キャストには以下の設定がつくことになる。
『ニューロ』:ゲーマー。”スターゲイザー”のハイスコア保持者。
『アラシ』:パイロット。
『クグツ』:千早重工後方処理課。
『タタラ』:科学者。
推奨スタイル:『ニューロ』
コネ:”絶滅要塞”ゴズマ 推奨スート:スペード
キミは往年の名作シューティングゲーム”スターゲイザー”のハイスコア保持者だ。そのラスボスAIであるゴズマを何千回、何万回と撃破した。キミは世界で最も多く、ゴズマを殺したゲーマーだ。
そんなキミに、時を経て「ゴズマを殺せ」という依頼が舞い込んだ。ひたすらに自己進化を繰り返し、今や人類の脅威となるまでに成長した”絶滅要塞”ゴズマを。
PS:ゴズマを殺す。
推奨スタイル:『アラシ』
コネ:サオリ 推奨スート:クラブ
キミの友人サオリは、つらい境遇にもめげず、日々を懸命に生きる女だ。そんな彼女が死んだ。神出鬼没のローグAI――”絶滅要塞”ゴズマの攻撃に巻き込まれたのだ。幸薄い人生だった。
キミが彼女にしてやれることと言えば、あのAIにしかるべき報いを与えてやることぐらいだ。折り良くキミに、ゴズマ対策室への参加の依頼が届く。キミのパイロットとしての腕が見込まれたのだ。渡りに船とはこのことだ。
PS:サオリの仇を討つ。
推奨スタイル:『クグツ』
コネ:牛頭真(ごず・まこと) 推奨スート:ダイヤ
電脳災害認定された”絶滅要塞”ゴズマに対し、N◎VAセニットはゴズマ対策室を設立。組織の枠を超えてゴズマへの対抗手段を模索、共有するのがその目的だ。キミは千早を代表してこれに参加し、千早の鬼子(※)とも言うべきゴズマを処理する任務を受けた。
しかし、室長である行政官・牛頭真には不可解な点が多い。この任務、一筋縄では行かないようだ。
PS:千早製の危険なAIを始末する。
推奨スタイル:『タタラ』
コネ:ジョージ・尾妻(おづま) 推奨スート:スペード
キミはアドバイザーとして、ゴズマ対策室に招聘された。世間を騒がせる”絶滅要塞”とキミには、浅からぬ因縁があった。ゴズマを開発したジョージ・尾妻博士は、かつてのキミの友であり、共にAIを研究した間柄だったのだ。
尾妻博士が失踪して久しい今、キミが彼に代わって、彼の生み出した脅威を止めるのだ。それが友として、また科学者としての、キミに課せられた使命なのかもしれない。
PS:尾妻博士の代わりを務める。
■レギュレーション
●キャスト作成
初期作成+100点でキャストを作成すること。《腹心》やトループなどの使用は不可とする。
達成値制限は設けない。目安としては、際立って高い達成値を出すゲストなら50以上、他は最大20~30程度と考えられたし。
●必要な神業
2個以上の防御系神業がない場合、キャストが即死する可能性がある。
●必要な能力
企業やウェブ、テクノロジーに関する情報収集能力。
ウェブゴーストに対する戦闘能力、およびヴィークル戦に対応した能力が求められる。
■特記事項
調整中。
■RLからの一言
何年も前のことです。私は『ゴズマの逆襲』というシナリオを作り、あちこちで回しました。
プレイヤーの皆さんが”彼”を倒していく様を見るうち――いつの間にか”彼”は私の中で「死んだゲスト」になっていきました。
ですが間違いでした。”彼”はそんな簡単にくたばるようなタマじゃあなかった。
アウターエッジで再登場した”彼”を見て、私は確信しました。
Dが終わろうとする今、おれは今度こそ”彼”を、完膚なきまでに殺さなければならない。
というわけで、リクエスト頂きました『ゴズマの逆襲』最終改定版を上梓します。
タイトルは『大往生』、果たして大往生するのは”彼”か、キャストたちか。奮っての参加をお待ちしております。
■”絶滅要塞”ゴズマさんからのコメント
「人類よ、今度は汝らが我を楽しませる番だ」
「もがき、苦しみ、死ぬがよい」
最終更新:2013年04月03日 22:58