巻き込むんじゃねぇ! ◆lnFAzee5hE
「ほう……キミが、私を召喚したマスターか」
「何だァ、お前は」
マスター、そう呼ばれた男は黒い帽子の下に瞳を隠し、暗きタキシードにその四肢を詰め込んでいた。
住居は公園のベンチ――近隣住民からの苦情は3日連続で受け流し、警察としてもお手上げ。
社会性――限りなく零!
その男に対するは、特撮を思わせる何らかの特殊部隊らしき制服を着た中年の男。
その気配、只者でなし!
そう、お察しの通り、彼こそがこの聖杯戦争のために呼ばれた英霊が一人――アーチャーなのである。
「さて……状況を一切察せず、都会ど真ん中サバイバル一本勝負を決め込もうとしているお馬鹿様なキミに教えてあげよう、
私こそッ!アーチャーのクラスで顕現した、キミのサーヴァントッ!地球を……いやッ!時系列を超越して全宇宙を支配する男!!!!マーティン=ジグマールだッ!」
「知るか、オレはただ静かに寝ていたいだけだ」
「ふふふ……その態度まさしくお馬鹿!!どこぞのお馬鹿様達を思い出させるッ!
だ……が、サーヴァントはサーヴァントでなければ倒せない!そしてこの私、マーティン=ジグマールを倒せるサーヴァントは、あの3人が揃いでもしない限りはいなぁい!
よってぇ!令呪の使い方も知らないキミに、英霊的教育をぶち決めようじゃないか!」
その瞬間、ジグマールの姿が消えた。
超を超えた超超高速移動か、否。瞬間移動――すなわち、人間ワープ!
それこそが、彼のアルター能力、英霊として召し上げられる程の超神秘的能力なのである。
「スーパー光線銃!」
そして、これこそが彼がアーチャーとして顕現されるに至った理由――宝具「スーパー光線銃」である。
よくわからん最新鋭の科学技術によって製造された、よくわからん兵器であるこれは、よくわからん威力で、敵対者を苦しめた。
その超威力が今、マスターに牙を剥かんとす!
「よくわかんねぇが、テメェをぶっ飛ばさねぇと安眠出来ねぇ!」
しかし、スーパー光線銃がマスターに向けられた瞬間、銃には銃と言わんばかりに、マスターの左腕が隆起し、タキシードを破った。
見よ、その異形の姿を――その左腕は銃と化しているではないか!
そして気がつけば、彼は右手に蛮刀を持っている。
「この銃……そして、蛮刀!お前はもしや……ガンソードのヴァン!?」
マーティン=ジグマール、これ程の男ですら知るというヴァン――彼は一体何ものなのか。
「ある時は、100人規模の殺し合いに巻き込まれ、参加者、観客、運営、主催、全員を皆殺しにした全滅エンドのヴァン!」
「また、ある時は……巨大ロボを欲望の力で完全粉砕せしめた欲望チャンピオンのヴァン!」
「そのほか、神と悪魔の戦争において、両方の勢力を皆殺しにした喧嘩両成敗のヴァン!」
「ラスト五秒の逆転ファイターヴァン!」
「時そばのヴァン!」
「絶対必殺占いのヴァン!」
「連帯連帯連帯保証人のヴァン!」
「だが!それらの伝説にはいつも共通することが一つあった!左手に銃!右手に刃!すなわち……ガンソードのヴァン!!!」
――男笑い!!
まさしく、マーティン=ジグマールが浮かべたのは不敵な笑みであった。
自分の持つ圧倒的な力から来る自信!力を持ったマスターが来たことから優勝を確実のものとした余裕!
「フフフ……そして、バカ頭のヴァン。
キミを躾けようとしたことは謝罪しよう、そして今から私が出す提案にイエスと言うんだ……私の仲間になれ!!」
「ノゥ!!」
銃撃が飛ぶ、だがしかし、ジグマール――ここは人間ワープで余裕の回避!
「イエスと言え!!」
「絶対にノゥ!!!」
再び銃弾――それ自体がフェイント、斬撃が舞うが、やはり人間ワープ――マーティン=ジグマール圧倒的な余裕か!
その時、帽子に隠れていたヴァンの目を――その鋭い眼光を!
マーティン=ジグマールは見た!
「ふふふ……その眼、敵対を止めぬ眼……ならば体裁を取り繕う必要はないな……
威厳を得る為に変えていた……この顔でいる必要もない!!! そうだ……これが本当の私ッ!」
その時、真夏の陽光が如き激しい光が――マーティン=ジグマールを包み込んだ。
これこそが、マーティン=ジグマールの真の姿!
「マーティン=ジグマール!!設定年齢19歳――蟹座のB型ッ!!!!」
美――
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「アホか」
変身直後の隙を突き、ヴァンは弾をぶち当てる。
これこそがヴァン――情け一切容赦なしのヴァン!
隙あらば毒までのヴァン!
【クラス】アーチャー
【真名】マーティン=ジグマール@スクライド(漫画版)
【属性】秩序・悪
【パラメーター】
筋力:C 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:C+ 幸運:B 宝具:C
【クラススキル】
単独行動:B
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
Bランクの場合、魂に致命的損傷を受けても短期間ならば生存できる。
対魔力:D
工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【保有スキル】
変身:D
自らの形を変えるスキル、この姿によってアーチャーは威厳を保つための中年の容姿と、
本来の姿である設定年齢19歳、蟹座のB型。美――美形の姿のどちらも自由に取ることが出来る。
人間ワープ:A
彼のアルター能力によるテレポーテーション、瞬間移動、あるいは人間ワープ。
他人ワープを行うことは出来ない。
【宝具】
『スーパー光線銃』
ランク:E 種別:対人 レンジ:1~10 最大補足:1人
最新鋭の科学により製造された、よくわからない二丁の光線銃。
化学兵器のために神秘は薄いが、その点魔力消費は少ない。
また、真名を開放することで即死光線銃を使うことが出来る。
『ギャラン=ドゥ』
ランク:A 種別:対人 レンジ:1~10 最大補足:1人
マーティン・ジグマールのアルターでありながら自分の意志を持ち、人語も普通に話す。
ジグマールを利用しており、彼に宇宙船型のタイムマシンを作らせ、アルターだけの世界を作ろうとしていた。
単独行動:A+を持っており、召喚することによって場合によってはマーティン=ジグマールを裏切りうる。
また、生前のマーティン=ジグマールを殺害したのはギャラン=ドゥであるため、マーティン=ジグマールとしてもこの宝具の使用を避けている。
『タイムマシン(宇宙船じゃねーか)』
ランク:A 種別:対時 レンジ:1~10 最大補足:100人
カッコイイだろう!!!
使用不可。
【人物背景】
普段は中年の容姿をしているが、それは威厳を保つための物であり、本来の彼は設定年齢19歳の美形、蟹座のB型。
自身のアルター能力を使って全宇宙を支配するという壮大な野望を抱いている。「人間ワープ」と「スーパー光線銃」を使いこなす。
最期は、自らのアルター・ギャラン=ドゥに泣きつくも、ギャラン=ドゥによって殺害される。というものだった。
【マスター】ヴァン@ガンソード(漫画)
【参加方法】
どこかで紅い月を見た。
【マスターとしての願い】
己の欲求を満たす、今は寝る。
【能力・技能】
『武装化(ヨロイ)』
左腕を銃に変える武装化(ヨロイ)、またその際右腕では蛮刀を扱う。
【人物背景】
人間の三大欲求、特に食欲に従順な生き物、天上天下唯我独尊。
彼が行くところ、さまざまなトラブルにより新たな通り名が生まれるが、共通の通り名として「ガンソードのヴァン」と呼ばれている。
アニメ版とは全くの別人物であり、同姓同名同姿の他人である。
最終更新:2015年01月20日 22:44