各種SNSの活用について

メッセージが重要


最近は、ペンパルサイトの多くがSNS化している。サイト内に「友達になる」という機能がつけられているサイトも多い。「フォロー」機能があるSNSもある。だが、外国人と会話することで語学力を鍛えようとしている人にとって、これらの機能は、あまり役に立たない場合が多い。そもそも、フェイスブックのような人気サイトと違い、語学交流系のSNSの近況を毎日更新している人などほとんどいないので、フォローする意味はほとんどない。シャイな女の子が自分からメッセージを送るのが恥ずかしいから、とりあえず好意を示すために、フォローボタンを押すというのは、友達を増やす戦略としては正しいと言えるが。

もし、「友達申請」が承認されないと相手にメッセージを送れないというSNSの場合は、積極的に友達追加ボタンを押しまくったほうがいい。ペンパルサイトの場合、フェイスブックとは違って、知らない人と交流するのが目的なので、友達申請をしまくったからと言って、アカウントを削除される可能性は少ない。

しかし、友達承認が無くてもメッセージを送れるのであれば、最初から、メッセージだけを送ったほうが賢いと思う。交流系のSNSでは、友達数100人より、友達数0人の人の方が、好印象になると思う。友達数100人だと、誰でもいいから友達を作りまくろうとしているっていう印象をもたれてしまう。語学交流が目的の場合、ゆっくりとマンツーマンで長く交流したいと思っている人が多いのだ。

添削・訂正系SNS


最近は勉強中の言語で書いた文章をネイティブが修正してくれるという交流サイトがある。でも、添削をいくらやっても、個人的な交流に発展するというわけではない。むしろ、添削しまくっているような人は、学校の先生のような存在であり、先生としてみるにはいいのだが、友達としては交流したいと思わない。添削系のSNSには、直接メッセージを送る機能もあるから、プロフィールの記述を見て、日本人の友達をさがしている人に直接メッセージを送ってしまったほうがよいと思う。
最終更新:2014年12月02日 08:40