青春18きっぷの特徴を知ろう

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このページは、青春18きっぷを使ったことがない方、もしくは数回しか使ったことがない方に向けて、青春18きっぷの性質、特に危険性(リスク)について、知っていただきたいという趣旨で書いています。
青春18きっぷの使い方については、たくさんの方が書いていますので、検索すればたくさん出てきます。使い方の詳しい説明は、そちらをご覧ください。ここでは、使い方については、記述上必要なことしか書きません。

安く旅をしよう、交通費を安く上げようと思って調べたら、青春18きっぷという1日2300円でJR乗り放題の切符があると知った方は多いと思います。「これを使えば、かなり遠くまで格安で行けるじゃん!」と思った方、ちょっと待ってください。物が安いということは、その物に難点や欠点があるということを理解してください。そうです、青春18きっぷは重大なデメリットがあり、その危険性を回避する能力がない人には、お勧めできない切符です。では、メリットとデメリットに分けて、説明してみます。

まず、メリットです。
1.先に述べたように1人1日当たり2300円で、誰でも使えて、JR全線乗り放題、乗り降り自由な切符です。後でも述べますが普通列車(快速・新快速・特別快速・通勤快速・ライナーなどを含み、急行・特別急行・新幹線を除いたものです。)に限るという条件があるものの、たとえば神奈川県の小田原から熊本県の八代以北や北部九州のほとんど・四国のほとんど・青森県以外の本州のほとんどまで1日で行ける=実質2300円で行けるということが、最大の魅力でありメリットです。ちなみに、小田原から八代までのノーマル運賃は14380円です。(小田原から小倉より遠くや高知県へ1日で行くにはムーンライトながらを使うことが必須なので、別途指定席券510or310円が必要です。)
2.事前に行き先や経路を決める必要がありません。JR全線(新幹線は特別急行しか走っていないうえに、特例がないので乗れません。)に乗れるので、青森に行こうと思って福島まで行ったけど、気が変わって新潟に行き先に変更しようなんてのも問題ありません。

次に、デメリットです。
1.5日分(5人分)まとめて買う必要があります。要するに1枚2300円ではなく、1枚11500円です。この1枚の切符に5回分日付を入れる欄があって、その5回使い切ると終了です。正規の買い方だと、分けて買うことはできません。
2.複数人数で使う場合は、全員が同一行動をする必要があります。5人分が1枚なので分けられません。切符を持っていない人、もしくは切符を持っている人と同伴していない人は、切符の効力を受けられません。車掌による下車証明などは、発行しません。
3.前にも述べたように、普通列車しか使えません。普通列車とは、急行(新幹線・特別急行を含む。後述も同じ)を除いた全列車のことです。急行に乗る場合には、別に急行券(特急券)と乗車券が必要です。要するに、急行に乗る区間は、青春18きっぷは全く効力がないということです。(一部、条件により例外があります。)
4.継続乗車船(旅客営業規則第155条、詳しくは検索してください)の取り扱いはありません。乗ろうとしている列車が0時を過ぎて一番最初に停車している駅(発時刻基準)から、乗っている列車が24時を過ぎて一番最初に停車している駅(発時刻基準)までが有効期間です。列車の遅延があっても、実際の運行時刻が基準です。東京周辺と大阪周辺の電車特定区間内では、25時とか26時とかの最終列車の終着駅(電車特定区間の外まで行く列車は、電車特定区間の一番外側の停車駅)まで使えます。
5.列車が遅れたり運休したりしても、救済措置はありません。普通の乗車券をもっている場合は、目的地に行くために別ルートで行ける場合には、そのルートで行くことを基本的には認めます。普通の乗車券をもっている場合は、在来線と並行している新幹線が運行しているとき、特急券なしで乗車することを基本的に認めます。しかし、青春18きっぷの利用客は、別ルートや急行への振り替えをしません。もし、JR以外の別ルートや、急行に乗る場合は、遅延・運休がなかった時と同じ扱い、すなわち別に切符が必要になるということです。私は救済措置を経験したことがありますが、めったにあることではありませんし、東北新幹線振り替えしか経験がありません。駅員などに聞いてみる価値はあると思いますが、救済措置をしないことを条件に発売している切符であることを理解してください。
6.切符を1回(1日分or1人分)以上使った場合、払い戻しはしません。乗る予定だった区間が長期運休になったとしても、取り扱いは変わりません。有効期間の延長措置もありません。

では、このデメリット=危険性(リスク)を回避するには、どうしたらいいのかを述べたいと思います。
1.規則上、切符を買えるのは、駅と旅行会社です。でも、金券屋やチケット屋と呼ばれているところでも切符が買えます。金券屋では、青春18きっぷのばら売りをしています。たとえば3回分買うとしたら、2回分残して返すことを条件に3回分と保証金(2回分相当)を払って返したときに保証金を返してもらうか、2回分使ってある切符を買うことになります。他には、オークション(Yahoo!オークション楽天オークションなど)に出ることもあります。この場合1日あたり2300円よりも高くなることが多いと思いますが、無駄に残ることもないので、経済的です。
2.1人以上増減がある駅で、全員が改札を出入りすることが原則です。増える場合は、切符を持っている人と合流する駅までの乗車券(合流駅が旅行開始駅ならば入場券)を買って改札を入り、車掌から切符に日付を入れてもらう方法もあります(この場合はできるだけ早く申告しましょう)。減る場合は、離団する駅よりも最低でも一駅以上前の駅から下車駅までの乗車券を事前に用意して、離団する前に車掌に改札印を押してもらう方法もあります。いずれにしても、全員で改札を出入りしない場合には、出費が必要です。
3.上越線の水上~越後湯沢間や日豊本線の佐伯~延岡間のように、極端に普通列車が少ない区間は、新幹線や特急などを使うと大幅な時間短縮になります。青春18きっぷ使用常連者は、これをワープと呼んでいます。当然ワープすると、別途急行券(特急券)と乗車券が必要なので出費がかさみます。ただ、費用対効果を考えて、効果が大きいと判断すれば、ワープすることも一考です。ワープする区間は乗車券からすべての切符を新たに買うことになるので、JRにこだわらず、高速バス(ツアー型高速バス、路線型高速バス)や船などについても考えてみると、安くて効果が大きいルートが見つかるかもしれません。列車に乗り遅れたときなどにも、ワープは有効な手段です。
4.日付をまたいで移動するときは、どちらかの日の区間の普通乗車券の運賃が2300円に満たないならば、その分は別途普通に乗車券を買ったほうが経済的になる場合が多いです。2300円未満の短い区間でも、その後に使う予定がなくて余ってしまうならば、使ってしまったほうがいいかもしれません。
5.これが、最大のリスクです。並行新幹線や特急列車などが動いていれば、金はかかりますがワープするのが一番手っ取り早いです。 時刻表を開いて、その日の目的地にたどり着けるか調べてみてください。宿などの予約をしていれば、取り消さなければならないかもしれません。場合によっては旅行区間短縮やルート変更が必要かもしれないし、思い切って引き返したり、旅行取り止めを考える必要があるかもしれません。いずれにしても、時刻表を持っている必要と、時刻表を読める必要があります。これが青春18きっぷ初心者にとっての最大のネックになると思います。時刻表の読み方は、説明しているサイトを検索するか、時刻表の最初のほうのページを読んでください。あと、JRの乗車券や特急券の仕組みなども知っておく必要があるので、JRの営業案内のページ(大型の時刻表ならピンクのページ)も理解してください。でも、時刻表の取り扱いは、慣れるしかないと思います。今はネットで乗り継ぎ列車などを簡単に調べられる時代ですが、素早くわかりやすいのは時刻表です。いざというときには絶対に役に立つので、時刻表を持って旅をすること、時刻表の読み方を知っておくことを強くお勧めします。ネットに頼らないで乗り換え列車を時刻表で調べるくせを付けると、読み方も覚えるし、ネットで調べるほうが面倒臭くなります。
6.私の場合は手元に残したいので、2300円にこだわらずに、短距離でも余っていたら使ってしまいます。払い戻しに近い方法は、金券屋に売るか、オークション(Yahoo!オークション楽天オークションなど)に出品するのがいいです。当然、売れたとしても1回あたり2300円よりも安くなります。

以上が、青春18きっぷを使ったことがない方、もしくは数回しか使ったことがない方に知っていただきたいことです。とにかく、自分で乗り継ぎ列車を調べられない方には、青春18きっぷを使うことは危険です。ネットカフェすらない田舎町で終列車を逃して途方に暮れることがないように、 時刻表を読んで乗り継ぎ列車を調べられるようになってからでなければ、手出しはしないほうがいいです。
近場の旅行計画を時刻表を使ってしてみてください。架空の旅行でもいいです。時刻表は使わないと覚えないですよ。

時刻表は、家や会社で使うのには大型の時刻表、旅に連れて行くには小型・携帯用の時刻表を使うといいです。
大型の時刻表のおすすめ ⇒ JR時刻表
小型・携帯用の時刻表のおすすめ ⇒ コンパス時刻表

青春18きっぷの公式な案内は、下記のリンク先をご覧ください。
JR北海道:JR北海道>>交通ネットワーク>>お得なきっぷ>>本州方面フリータイプ[フリータイプ](18きっぷが発売されていない期間は、18きっぷは表示されません。)
JR東日本: JR東日本:おトクなきっぷ
JR東海: 青春18きっぷ|JR東海
JR西日本: 鉄道のご案内|トクトクきっぷ:JRおでかけネット - 青春18きっぷ
JR四国: 四国旅行 JR四国ツアー -トクトクきっぷ(青春18きっぷ)
JR九州: JR九州/青春18きっぷ



最終更新 2013年11月21日 (木) 13時25分52秒

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最終更新:2013年11月21日 13:25