(※配布終了)Bake2Cylinder


PrimBaker(シェアウェア)の配布に伴い、終了しました。


  • Bake2Cylinder156.zip
円筒・円錐・球のオブジェクトを側面から見た場合に形状が歪まないようなテクスチャファイルをBMPファイルから生成します。
3Dレンダリングのツールで言えばSurfaceのテクスチャへBakeする機能です。
また、極座標からの展開や地球儀のような舟底型多円錐図法からのテクスチャの生成も行えます。
※テクスチャがオブジェクトに対して円筒形で貼り付けられる場合のみ有効です。

  • 使用方法 bake2cylinder [オプション] ファイル名
  -c : 円筒面への焼付け
      円筒型オブジェクトの片面としてテクスチャを生成します。
  -s : 球体面への焼付け
      球体型オブジェクトの片面としてテクスチャを生成します。
      (後述のオプション'-e 100'と同じ)
  -t n : 円錐面への焼付け
      円錐型オブジェクトの片面としてテクスチャを生成します。
      パラメータnは1から100の値で設定します
      (100の時、上部の閉じた円錐になります)
  -e n : 楕円体面への焼付け
      楕円体型オブジェクトの片面としてテクスチャを生成します。
      パラメータnは50から200の値で設定します
      (このマッピングは球であるn=100以外では誤差が出ます)
  -g : 球体用テクスチャへ変換
      地球儀の作成に使うような舟底型多円錐図法からテクスチャを生成します。
      このオプションは下で説明する'-p'オプションで分割数を8にしたのと同じです。
  -p n : 球体用テクスチャへ変換(分割数指定)
      元画像を「正距円筒図法(Plate Carree)」に近いテクスチャに変換します。
      nは分割数で縦に分割する数を2~24の範囲で指定します。
      球の側面に4つ絵を張りたいなら4にすれば横に4分割して処理されます。
  -f x y: 球体用テクスチャへ変換(タイルパターン貼り付け)
      球体型オブジェクトの片面としてテクスチャを生成します。
      可能な限り等面積になるようにパターン貼り付けを行います。
      球の上下ではパターン画像の左右の端は切れてしまうので注意が必要です。
      繰り返し模様等を施したい場合の下書き生成用です。
  -P : 極座標変換
      極座標変換を行います。元画像上部を中心とした半径が元画像の高さになるような
      円系に変換します。
  -R : 極座標展開
      元画像を極座標の画像として展開します。
      球体の極に貼る部分のテクスチャの部分の作成用です。
  -Z w h: 出力画像サイズの指定
      変換後出力する画像のサイズを幅(w)と高さ(h)で指定します。
      指定できる値は共に(16~4096)の範囲です。
  -T : テンプレート出力
      変換時に元画像のどの部分が利用されるかを調べてテンプレート画像を出力します。
  -B x : テンプレートのバックグランドカラーの指定
      テンプレートのマスク部分の色をRGB値(16進)で指定します。
      デフォルトは黒(000000)です。
  -I n : 補間モードの指定
      画像変換時の補間モードを指定します
      nは以下の値で指定します。
       0:none
       1:bi-linear
       2:bi-cubic
  -W : 境界繰り返し処理禁止
      補間処理が'-I 2'で'-f','-g','-p','-P'の時に行われる画像境界での補間処理を
      禁止します。補間オプションがが'-I 2'で無い場合は無視されます。

  • BMPフォーマットファイルを読込み変換します。
  (32bitカラーは未対応)

  • オブションはファイル名より前に指定してください。

  • ファイル名は複数指定する事が可能でコマンドラインならワイルドカードも使用できます。

  • 実行するとファイル名の先頭に'maped2[形状名]_'を付加したBMPファイルを出力します。
  テンプレート出力を指定した場合は先頭に'template4[形状名]_'が付加されます。
  出力サイズを指定した場合には形状名の後ろに画像サイズ(例:'256x256_'等)が付加されます。

  • オプションを指定したショートカットを複数用意しておくと便利です。

  • コマンドラインのツールですがアイコンへのドラッグ&ドロップも可能です。
  その場合入力ファイルの位置に出力ファイルを生成します。

当方でのテストも行っていますが、使用に当たっては自己責任でお願いします。


最終更新:2008年12月26日 18:55