救急箱

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救急箱 - (2009/01/28 (水) 17:37:26) の編集履歴(バックアップ)


休日に病気になったときどうしますか?


大きい病院に行けばいいと思っていませんか?

「病院で何時間も待たされてさらに悪くなった」ってよく聞きますよね。
そのようなことにならない方法....あるんです。


それは....ずばり


「かかりつけ医(ホームドクター)」


を持つこと。


松山市およびその周辺地域では「輪番医」制度をとっています。
これは、救急病院が8つのグループで順番に救急患者さんを受け入れる制度です。

患者さんはその重症度で
  • 1次=通常の診療体制で治療可能な軽症な方(感冒、発熱など)
  • 2次=手術や入院の必要な方(喘息アナフラキシーショック、骨折など)
  • 3次=生命に危険のある方(心肺停止、クモ膜下出血など)
に分けられます。

救急病院は「2次」および「3次」の患者さんの診療を対象としています。

しかし、現状では救急病院の患者さんの多くは「1次」なのです。
「2次」「3次」の患者さんが優先ですから、当然「1次」の患者さんは待たされます。

このシステムを知ったら、救急病院で何時間も待ちたくないですよね。
では、どうすればよいか...

どこの病院も休日は休診と思い込んでいませんか?

日ごろから、休日診療(土曜の午後や日曜日)を積極的に行っている病院について、情報を集めておきましょう。
調べてみると、内科、小児科、耳鼻科、眼科など色々な診療科の病院が休日診療をされています。

また、「翌日の朝まで待てない」状況の患者さんのために、

  • 松山市救急医療センター(受付20:30開始)
  • 内 科:1月1日を除く月~土曜日 21:00~0:00
  • 小児科:1月1日を除く毎日    21:00~翌8:00

  • 松山成人病センター(日曜、祝日、正月3が日)
  • 内 科:9:00~21:00
  • 小児科:15:00~2100
  • 休憩(12:00~13:00,17:30~18:30)

で病院が開くまでの応急的な投薬などの治療が行われます。「2次」治療が必要な場合は救急当番病院に紹介されます。
しかし、最近問題になっている「コンビニ受診」も多く、長時間待ちになっているのが現状です。

なぜ「コンビニ受診」するのでしょうか。

それは、

「病気になっても相談できる人がいない」
「どうしたら良いか分からない」
「とりあえず病院にいけばいい」

となるわけです。

そんな時に助けてくれるのが

「かかりつけ医」

なのです。