【伊豆諸島:気づいたら自炊の旅】
第5話)雨の新島~最後の刺身定食
《伊豆諸島|神津島|式根島|新島》
今朝は式根島から新島へ船で渡る。わずか20分の船旅だが予報通り天気は雨であった。大雨ではないものの、式根島の桟橋の一角に設けられた屋根は雨漏りがひどく屋根の下でも傘が必要であった。
新島に着いても雨は休まず、博物館を訪れる以外にやることがない。雨は夜も続く見込みでそんな中を外出しても面白いことは何もない。
今日の夜は時間がたっぷりある。どうしようかな?
そうだ、だったら自炊しよう。というか今回の旅は毎晩自炊じゃないか!!
オイラは新島のスーパーに向かった。新島も式根島や神津島と同様にコンビニはないものの、スーパーマーケットがある。スーパーがあるとないとでは利便性は随分と異なる。
鮮魚売場には新島産めだいの巨大なアラが¥412で売られていた。これを煮てまたアクアパッツァもどきを作ろう。パックご飯と、サラダ代わりのキュウリを一本を買い込んで宿のキッチンで自炊開始。
およそ鯛系の魚の頭を煮込んで不味い料理になるわけはない。こうして出来た料理は見た目はグロテスクだが、味は抜群だ。
だがよくよく考えると今回旅で食べたのは
金目鯛-港の食堂(よっちゃ〜れセンター)
つぼ鯛-宿で自炊
真鯛-宿で自炊
眼鯛-宿で自炊
あれれ、ほとんど自炊じゃないか!!
一体オイラはわざわざ伊豆諸島まで来て何をしに来たのだろうか?
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
翌日の新島はガラリと晴れて絶好のサイクリング日和であった。昼過ぎの船の出港まで電動アシスト自転車でサイクリングを楽しみ、最後に島の食堂で刺身定食を頂く。
ところがこの昼食をとるのが少々難儀であった。今回GWに休暇を1日足して、旅の最終日をGWラストの翌日にして旅程を組んでいた。なのでほとんどの観光客は昨日でいなくなってしまい、島の飲食店は今日から一斉に休業に入っていたのだ。
どうしよう昼飯を食べるところがない!!
だが幸い奇跡的に一軒だけ焼肉店が開いていた。この店は焼肉店なのになぜかラーメンや刺身定食もあるという不思議なお店だが、この店のおかげで伊豆諸島に来て初めて刺身をしっかりいただくことができた。ありがたい。
こうしてこの後、高速船で東京に戻ったが、今回の旅を振り返ると初日と最終日の昼食だけ外食で、後はほぼ自炊。不思議な伊豆諸島の旅であった。
最終更新:2025年07月12日 18:14