【欠航でも決行!! 五島列島/上五島の旅】
第1話)博多発のフェリーは欠航です
《上五島旅行記|中通島|小値賀島|野崎島|宇久島|》
GWの長崎県・上五島列島の旅に向け、フェリーが出発する博多に向かうべく、オイラは羽田空港で福岡行のフライトを待っていた。
前日は大雨であった上五島地方だが、今は回復に向かっている。博多港から五島列島に向かう夜行フェリーの運航に問題はないだろう。今時刻は15:00前。念のため乗船予定のフェリーの運航状況をネットで確認した。すると運行状況を示すメッセージが載っていた。
「本日23時45分発のフェリー太古の運行状況は15時頃発表します」
15時頃発表!!
つまりそれって、まだ欠航の恐れがあるってこと?
福岡に着き飛行機から降りるとショートメールでフェリー会社から知らせが届いた。
「博多発福江行きのフェリーは欠航します」
なんと欠航!! 福江はこのフェリーの終点で、オイラの目的地は途中の中通島/青方港であるが、福江行きが運休なら当然中通島にもたどり着けない。どうしよう? 福岡で1泊するしかないのか!! だが予約サイトを検索するとGWのため博多のホテルは1泊2万円近いものしか出てこない。困った!!
オイラは予約してあった上五島のゲストハウスに相談の電話を入れた。するとオイラが乗船する予定だったフェリーは、実際は終点の福江港への直行便に変更され、途中の中通島を含む港はスキップされて運行されることを教えてくれた。
悪天候のため港湾施設の整っていない途中の島の港に寄港しない。これを抜港というのだが、それゆえ自分の乗船券はキャンセルされてしまったが、船そのものは終点の福江までの直行便として運行されるのだ。なので一旦福江港まで直行し、そのあと別の船で折り返して中通島に戻った方が良いとアドバイスを受けた。
抜港のお知らせ/博多港
確かに高い博多のホテルで一泊して1日遅れて旅をスタートさせるよりも、一旦福江に向かって折り返した方が、時間的にも金銭的にもはるかにダメージが少ない。
博多港に到着すると改めて福江港までのチケットを買い直し、なんとか旅行の目処が立った。だが、フェリーターミナルでは
「本日は大きな揺れが予想されます。比較的後ろの方が揺れが少ないので後ろの席をおすすめします」
と黒いビニール袋が配られ、不吉な予感がする。
だが、案じられたフェリーの揺れであるが、横になって寝てしまうと揺れはほとんど気にならなかった。翌朝6:00に福江港に着き、折り返しの別の船で中通島/奈良尾港に向かうべく、7:30発→8:00着の高速船乗り場に向かった。するとアナウンスが流れた。
「シケのため本日の高速船は欠航となりました」
なんと!! こっちも欠航か!!
だが有難いことに同区間に8:00発→9:05着のフェリーが運行していた。少し時間はかかるものの、大型のフェリーは悪天候に強く、そちらの切符が入手できた。
(上)博多からのフェリー (下)福江港で船に並ぶ乗客
こうしてやっとのことで中通島にたどり着くことができたが、中通島は大きな島で複数の港があり、奈良尾港は自分の泊まる宿からは遠い。ここからはさらに路線バスを乗り継いで行く。
奈良尾港からの路線バス
こうして結局宿にたどり着いたのはお昼前であった。本来は、宿近くの青方港に5:40着の予定であったが、当初よりも5時間程度の遅れで宿にたどり着けたのは、フェリーが欠航したことを考えれば、不幸中の幸いであった。
最終更新:2026年08月15日 23:25